覚醒-3
急に向かいのソファが盛り上がり、見てみると4人でくじ引きをしていた。
どうやら、王様ゲームが始まったようで、佐藤の太ももを吉岡が触っていた。
しばらくゲームが続き、3回目からは私も参加させられることになった。
「王様だ〜れだ??」
言いあいながら今回の王様は佐藤で私は5番だった。
「じゃ〜、2番が5番にシャンパンを口移しに飲ませる〜。2番と5番はだ〜れだ???」
「2番!」池田が言ったあと、「5番は?」とつづけた。
二人以外がそれぞれ、番号をいい、私が5番とすぐにばれてしまった。
「じゃ〜高木さん、飲ませて貰いなさい」
佐藤が言い、池田は口にシャンパンを含み、顔を私の唇に近付けた。
『ゲームだから…』自分に言い聞かせて私は佐藤と唇を合わせ、口移しで生ぬるいシャンパンを飲みこんだ。
無理やり飲み込んだシャンパンでせき込んでいるのに、佐藤が「じゃ〜次々〜」と続け、
4回目が始まった。
「王様だ〜れだ??」
今回は須藤が私にワインを口移しで飲ませることになった…
私が戸惑う間もなく、須藤は口いっぱいに赤ワインを含んだ。
私の両頬を持ち、強引に唇を合わせ、ワインを注ぎ込んできた。
沢山のワインを口移しされ、頬からこぼしながらごくごくと我慢して飲んでると須藤は舌を入れてきた。
逃げようにも頬を掴まれ、避けることができず、歯を閉じるしかできない私に
須藤は唇や前歯、歯茎を舐めた。
須藤はしばらく私の顔を舐めた後、解放し、それを待っていたように佐藤は続けた
「王様だ〜れだ??」
「ちょ…ちょっと…待って、こんなの…」私が言っているのにみんながくじを引き、
王様の斎藤が「2番が4番の生乳を揉んで、5番が4番とディープキス!」
ここまできて初めて私は自分が騙されてここに連れてこられたとわかった。
でももう遅かった、須藤が背後から私のTシャツを捲りあげ、バストを掴み、
池田が逃げられない私にキスをして舌を侵入させてきた。
「観念して口を開けろよ」バストを強くつかみながら須藤が耳元で囁く。
それでも抵抗する私の頬を持った須藤は強引に口をあけ、それを待っていたように池田は舌を入れてきた。
乳房を力いっぱい掴まれたり、乳首を引っ張られたり、痛めつけるように須藤は弄び、
池田は唾液を注ぎ込み私に飲ませた…
「じゃ、そろそろ行こうか。」そういう須藤は私の手を掴み、寝室に連れ、池田も続く。
いつの間には岡本と斎藤の姿が消え、向かいのソファでは佐藤と吉岡が抱き合い、キスをしていた。