二良山盛恵の悩み-6
盛恵さんのストリップは、あっけなく終わった。瞬く間にスカートを脱いで放り投げ、ショーツまで脱いで一糸まとわぬ全裸になった彼女は、改めて俺の前に跪く。そして両手でオッパイを持ち上げ、俺の股間の高さに差し出して来た。
「ああぁ……今度は先生の霊根が私の乳房に接するんですね……まるで淫らな男女がする、下品で下劣なパイズリみたい……あっ、もちろん、全く違う行為で一切姦淫にもならないことは分かってます……先生、もう勘違いしませんから、私の乳房好きにしてください……」
「……で、では、始めさせていただきます……まずはお胸の先から霊力を吸い出してみます……」
俺は腰を進め、亀頭を盛恵さんの乳首に当てた。
「ああああああぁあぁ……凄いです、先生……頭がバチバチします……」
「あ、あまり動かないでくださいね……」
「はいいぃいぃ……」
さらに亀頭をオッパイにめり込ませた。盛恵さんは体をビクンと痙攣させる。
「あはあああああぁあぁ……分かります……今、先生の霊根と私の乳房が接続してます……ああああああああぁあぁあぁ……パルス凄いいいいいいいいいいぃいぃ……」
吸い出すとは言ったものの、具体的にどうやるかはもちろん分かっていなかった。とりあえず、俺はペニスを持った手を動かし、亀頭で乳首をこすってみる。
「ああああぁあぁ……乳房が……私の無様に膨らんだ乳房が先生の霊根に調伏されてますううううううぅうぅうぅ……」
膝立ちの姿勢を保てなくなり、盛恵さんは床に仰向けに倒れた。俺は彼女の体に馬乗りになりながら、ペニスをオッパイとオッパイの間に進める。
「で、では次に、霊根とお胸をなるべく付けて霊力を吸収します。お胸で霊根を挟んでください……」
「かしこまりましたああああああぁあぁ……喜んでええええええええぇえぇ……」
盛恵さんは両手でオッパイを左右から押し付けた。人並み以上のサイズがあるはずの俺のチンポは、乳の肉に完全に埋もれて見えなくなる。
「ああああぁ……先生の霊根が私の乳房の中で熱くなって、心まで溶かされるようですうぅうぅ……もっとこすり付けてもよろしいでしょうかああぁ……?」
「ど、どうぞ……」
「あああぁ……ありがとうございますううううぅうぅうぅ……」
盛恵さんはオッパイを互い違いに激しく動かし、チンポを刺激し始めた。時折挟むのを緩めてチンポを露出させ、首を起こして亀頭を舐める。本人は違うと固く信じているものの、どこからどう見ても爆乳美女によるパイズリフェラだった。
「ううっ……」
そして訪れる、2度目の射精。
ドクッ、ドクッ、ドクドクッ……
純白の巨大な山2つにまんべんなく精液が降りかかる。ドロドロに汚れた自分のオッパイを見て、盛恵さんは満足そうに微笑んだ。
「ああああぁあぁ……また先生の霊素がこんなに……」
「い、今、盛恵さんのお胸から吸い出した霊力の分、です……」
「素敵……先生の霊根のお力はやっぱり偉大なんですね……」
うっとりした表情で俺のチンポを握り、口づけする盛恵さん。しばらくしてから俺が立ち上がると、名残惜しそうに手を離した。
これで、ようやく終わりだ。
人として最低なことをした気がするが、代わりに盛恵さんを落ち込ませることは避けられた。あとは、いつか真相を知ったとき、あまりショックを受けないことを願うばかりだが……
何か、気の利いたことを言って締めるか。そう思ったとき、突然、盛恵さんの悲鳴が上がった。
「きゃああああ!!」
「ど、どうしました!?」
慌てて振り向くと、盛恵さんが大きく足を開いたガニ股で立ち、股間をこちらに突き出すようにしていた。
「せ、先生! こ、これ見てください!」
「ええっ……!?」
見ると、盛恵さんの性器からおびただしい粘液があふれ、膝付近までドロドロになっていた。オッパイをいじられ過ぎて、濡れてしまったのかも知れない。
しかし、それがどうしてそんなに悲鳴を上げることになるのか。訳が分からずに、俺は盛恵さんの顔を見た。
「先生……これ、私の霊素じゃないですか……?」
「え? いや、それは……」
「こんなに霊素が漏れたら……私、霊力がなくなって死んじゃうんじゃ……」
「いや、そんなことには……」
盛恵さんは慌てた様子で床に座り込むと、両足を目一杯、180度近くまで広げた。
「先生! 霊根で……霊根でワギナを塞いでください! このままだと私の霊力が……」
「お、落ち着いてください! 大丈夫ですから!」
さすがに俺は踏み切れなかった。霊根でワギナを塞ぐ、つまりセックスである。そこまですると、本当に取り返しの付かないことになるのではと思った。
だが、宥めようとする俺の努力も虚しく、彼女の錯乱は酷くなるばかりだった。
「いやああああああぁあぁ!! 死にたくないいいいいいいいぃいぃいぃ!!! 見捨てないでええええええええぇえぇえぇ!!!!」
子供が駄々をこねるように、首を左右に振りながら手足をバタバタさせる。これでは外まで聞こえてしまうかも知れない。
怪しいガウンを着た男と、床に横たわる全裸の美女。今誰かに踏み込まれたとしたら、どんな誤解をされたとしても言い訳できない。
こうするしかない、か……
俺は仰向けになった盛恵さんの足の間に進むと、両膝を床に突いた。途端に、彼女はピタリと騒ぐのを止めた。
「行きます……」
「お願いします……早く……」
盛恵さんは足を踏ん張って腰を持ち上げ、チンポを入れ易い位置にマンコを持ってくる。
亀頭が入口に接した。温かい感触。
そのまま中へ挿入する。意外なほどあっさりと、奥まで到達した。