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約束のピンキーリング
【女性向け 官能小説】

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ショーツの中に滑り込んだ指先は
あっという間に私の中にも滑り込んで来て
卑猥な水音をクチュクチュと響かせる。

「あ〜・・・ごめん。余裕ない・・・
優しく、抱いてやれない」

急いで私を裸にして
自分はネクタイをするりと首から外し、いくつかのボタンを不器用に外した。

バックルをカチャカチャと音をさせて外して。
ファスナーを下げる。
ズボンを履いたまま、小さいアルミの袋を歯で引きちぎった。

その指先には言葉通り余裕は微塵も感じられなくて

震えてる?

そう見えて、見直そうとした途端、私の中に性急に彼のモノが入ってきた。

「んっっ」

十分に濡れているはずなのに
大きいそれは苦しくて、気持ちが良くて。
私は小さい悲鳴を上げた。

「あっ・・」

「痛い?」

奥まで差し込んで、声を震わせながら心配そうに聞く。

「へい・・・き」

そう呟いて、彼の背中に腕を回せば
驚くほどの汗で

「動くよ」

私の言葉に安心したのか、思いっきり奥まで突いてきた。

私の中を堪能するように、大きな律動が私を突き刺す。
その律動と連動して荒い息が私の首筋にかかる。

どこを触っても汗ばんでいる彼の身体は
全身で私を抱いていて
私もその彼の全身に私の全身をゆだねる。

「愛してるよ」

何度目かのその言葉に
嬉しくなってキスをせがむ。

舌を出した私の唇に
その舌を包み込むように彼の唇が降って来て
私は身体の全てを彼に抱かれる。




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