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約束のピンキーリング
【女性向け 官能小説】

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-2


部屋に入るなり、キスをされる。

いつもの優しいキスとは違って、荒々しく私を奪う。

いつもは腰を抱くだけのその大きな手は
生き急ぐかのように私のブラウスの中に侵入してきた。

何ともないようにブラのホックをはずして
暖かい手が「私の記憶史上」初めて私の胸に直接触れる。

その時、ものすごい衝撃で、息を大きく吸った。

「イヤ?」

息を荒くした岡本くんが私の首筋を舐めて
手のひらは胸をもんでいる。

イヤ?
と聞き返したのに、その手が止まる気配はなくて
何も答えない私に小さく笑う。

乳首を痛いぐらいにつままれて
ブラウスから出ている首筋をくまなく舐められて
私の息も荒くなる。

「岡本・・・主に」
「2人の時に役職で呼ぶな」
「・・・」

「ベッドに行こう」

しゃがみ込んで、私の靴を脱がせストッキング越しのひざにキスをする。

そのままキスが上がって来て
スカートをたくしあげ、ももの内側を優しく噛んだ。

「あ・・・ぁ」

思わず漏れ出る声に、
一瞬動きを止めて、そして再びショーツの淵を舌でなぞる。

みだらにまくりあげられたスカートは
腰のあたりでかたまって、邪魔だ。

震える手で、ファスナーを下ろそうとするけどくちゃくちゃになった布は言うことを聞いてくれなくて

悪戦苦闘する私を見て小さく笑う。

「脱ぎたいの?」

妖しく笑うその目が色っぽい。





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