[有害図書・後編]-13
『ああ、オマンコから血が流れてきたあ!うわ〜、痛そ〜』
『でも乳首はビンビンに勃ってますよ?やっぱり気持ちいいんじゃないかな?』
『愛ちゃんの身体の中のメスの本能が目覚めたんですよ。もうチンポのコトしか頭に無いんですよぉ』
『ま、間違いないね。やたらにチンポにマン肉が絡んで…ッ…あぁ、気持ちいい…ッ!』
四方から四つの顔が見下ろしてきている。
舌舐めずりをしながらカメラを構え、結合している股間を覗き、愛自身が全く感じてもいない女体の昂りを示す乳首を弄んでくる。
(な、尚人….ッ……たすッ助け…ッ!!)
両の乳首に唇が吸い付かれ、舐め上げられては軽く噛まれる。
忌々しくも擽ったい刺激にまたも声帯は疼き始めるも、激しく突き上げられる股間の痛みに其れは沈黙させられる。
『下っ腹の筋肉が痙攣してるよ?お、オジサンのザーメンが欲しいって……フヒッ!?愛ちゃんの子宮がワクワクしてるんだあ』
「んぎひッ!?むぎッ!!い"ぎッ!?」
どうすれば妊娠するかぐらい、中学生の愛でも知っている。
なんとも気色悪い台詞に吐き気すら覚えるも、その声の主が自分の子宮に精液を吐き出そうとしているのだ。
「い"ーーーーッ!!ぷひゅ!ふひゅうッ!む"ぎぃ"ーーーーーーッ!!」
本物の絶望が目の前に迫っている。
このまま子宮の中に精液を出されたなら、もう取り除く術は無い。
そして本能のままに従う精子と卵子の活動も、誰も止められないのだ……。
『オマンコがゲップするくらい、いっぱいザーメンを飲ませてあげるよぉ……オナニーを我慢して溜めた…ッ…濃いザーメンを……ヒ…ヒヒヒヒヒッ!』
(やめてえッ!!だ…出さないでッ!お願いやめて抜いてえぇッ!!)
腰の突き上げは早くなり、呼吸もますます激しくなっていく……初めての性行為であるにも関わらず、愛は其れが何を意味するのかが解っていた……意識が遠のきそうになりながら、それでも愛は哀願の眼差しを鬼畜オヤジに向け、泣き喚いて訴える……絶対に及んではいけない行為を止めてもらう為に……。
『い…イクッ!愛ちゃん…愛ちゃんイクよぉッ!』
「ん"い"い"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"い"ッ!!??」
いきなり鬼畜オヤジは愛に覆い被さり、髪を掻きあげながら抱き締めてきた。
そして腕で首根っこを押さえながら背骨が折れるほどに下腹部を押し付けると……焼けるほどに熱い反吐≠愛の下腹部の中心に吐き出した……。
(……だ……出され…た……!?)
自分を抱いていた鬼畜オヤジが離れた……それは目的を果たしたからだ……。
このお腹の中にあのオヤジの遺伝子が入っている。
とてもじゃないが信じたくない現実に目の前が真っ暗になるも、今度は別のオヤジが愛の幼器に怒張した肉棒を突き立て、そして抱き起こした。
『可愛いねえ〜……ホントに…ウフフッ…可愛いねえ愛ちゃんは……』
「ッ!?」
愛は仰向けになったオヤジの上に乗せられる形にされた。
しっかりと幼器を貫かれたままで抱き締められた愛の頬には、興奮に爆ぜるオヤジの鼓動が伝わってきていた。
『どうしてこんなに可愛いの?さっきの「んんッ」って可愛く喘いだ声、オジサンに聴かせてよぉ』
(は…離してよぉッ!!だ、誰か助けてッ!お願い離してえ!!)
オヤジは後手にされた愛の指に自分の指を交差させて握り、余った右手で髪を優しく撫で回してきた。
まるで恋人同士のような扱いに、愛に残された気力の欠片は激しく抵抗した。
こんな事が許されるのは尚人だけだ。
あの日、尚人はキスする前に髪を撫でてくれた。
互いの指を絡め、キュッと握ってくれた……。
『愛ちゃんに会えて嬉しいよ?こんなに可愛いッ!可愛い愛ちゃんとッ!セックス出来るなんて!』
(嫌あッ!!い、嫌あッ!?嫌!!嫌だあッ!!)
綺麗な思い出をレイプで上書きされ、そして下からの強烈な突き上げに愛は悶絶した。
もう自分には何が残っているんだろう?
汚され、傷つけられ、その全てを撮られ……その愛の疑問に答えてくれたのは、別のオヤジであった……。
『もう我慢出来ませんねえ。二人でサンドイッチ≠ノしませんか?』
「!!??」