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悠子
【その他 官能小説】

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悠子-24

 「マスター。昨日の続きなんですけど、いいですかぁ」
 「昨日の続きって?」
 「昨日の話の続き」
 「何の話しだっけ? アップル・ジュースの話しだったっけ?」
 「その前の」
 「ああ、あれね。もういいよ。厭なことは早く忘れるといいんだ。いいことなら何時までも心に残しておけばいいんだし」
 「何のことですか?」
 「だから君が振られた話しだろう?」
 「ああ。そうでしたね。でもそれはもういいんです。マスターって私がたとえそいつと変態的セックスしてようと売春していようと気にするような人じゃ無いから」
 「変態的セックスをしていたのか?」
 「聞きたいですか?」
 「見たいけど大して聞きたいとは思わないな」
 「ちょっとは聞きたいんですね。それなら話すけど普通のセックスですよ。ただポルノビデオを見ながらやったってだけで」
 「何だ。僕は又おっぱいに針を刺すとか、何かそんなことでもされたのかと思った」
 「え? マスターはそういうことしたいんですか?」
 「まさか。神聖なおっぱい様にそんなこと出来るかよ。この僕が」
 「そうですね。フフフ。神聖なおっぱい様はいいですね」
 「そうさ。おっぱいはこの世で1番尊いもんなんだ。まして好きな人のおっぱいなんて言ったら神様みたいなもんだよ」
 「私のおっぱい小さくて悪いんだけど、私のおっぱいをマスターの神様にしてくれたら嬉しいな。ねえ、やっぱり小さいから駄目かしら」
 「え? 何を言ってるんだ君は」
 「だから私のおっぱいじゃ小さ過ぎて気にくわないかな。プリンスメロンとはかけ離れてますもんね」
 「あのね。もう何度も言っただろ。君のおっぱいは十分大きいよ。生理の前なんてグワッって言う程大きい」
 「私の生理がいつか知ってるんですか?」
 「いや、知らないけども、月に1回来ることは知ってる」
 「そんなの当たり前でしょう。本当にマスターと話してると調子が狂う。折角いいムードになりかけたのに」
 「ビデオ見ながらセックスしてたなんて話でいいムードになっていたつもりなのか?」
 「違うわ。私のおっぱいをマスターの神様にして下さいって言ったでしょう?」
 「うーん」
 「うーんって?」
 「うん」
 「うんって?」
 「まあ毎日吸ってれば多少大きくはなるけどね」
 「それじゃ私のでも大きくなるかしら?」
 「うん。だから多少はなるな。ワンサイズくらいは大きくなる」
 「それじゃ不足?」
 「えーと、もし誤解してるんなら笑ってくれていいんだけど、ひょっとして君は僕を口説いているのか? それともからかってるとか」
 「からかってません。ひょっとしなくてもさっきから口説いてます」
 「弱ったなぁ」
 「どうしてですか?」
 「何だか顎が痒くなって来た」
 「え? それじゃ顎の歯ぎしりを止めないと」
 「どうすると止まるのか分かって言ってるのか?」
 「ええ、おっぱいさんを口の中に入れればいいんでしょ?」
 「君は狡いな」
 「え? どうして?」
 「閉店時間を見計らってそういうことを言う。仕事中に何言ってるんだって言えないじゃないか」
 「そうですよ。このまま濡れ場に雪崩込もうっていう計算です」
 「濡れ場に雪崩込もうか。君のような若い女の子の言う言葉じゃ無いな、それは」
 「あら、若いからこそセックスの欲求が強いんです」
 「1つだけ君の過去について聞いていいかな?」
 「いいですよ、何でも聞いて下さい」
 「その、君を振った男なんだけど、そいつのチンポはデカかったのか?」
 「いいえ。別に普通のサイズでしたよ」
 「ほう」
 「それがどうかしましたか?」
 「いや、それならいいんだ」


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