第十五話-1
僕は挿入した人差し指を、少し回したりしながら、根元までねじ込んでいった。
「あっっ…ああ!! あぁっ…。」
「もう指一本ならズブズブだぞ。一杯ひりだして、ほぐれたようだな。」
そう言って、僕は奥まで飲み込んだ指を抜いた。
「ああっ…。はっはぁ…。汚いもの一杯出してごめんなさい…。」
呼吸を少し乱れながら、奴隷らしく詫びる彼女に、次は二本の指を入れてみることにした。
これがスムーズにいくなら、多分彼女の秘穴は、僕のペニスを受け入れることができるだろう。
「じゃ、次は二本入れるぞ。力ちゃんと抜いとけよ。」
さきほどの虚脱感は消えかけ、恍惚の表情を少し浮かべながら、彼女はうなずく。
僕は人差し指に中指を添え、そろえて菊門にあてがい、少しづつ奥へと進めていった。
「ああっ!! ああっ…ああーん。」
先ほどに比べたら、少し大きい声を上げながら、しかし彼女の肛門は徐々に、奥へ奥へと二本の指を受け入れていった。
「うっ…ああっ」
ついに彼女は、二本の指を根元までくわえ込んだ。
次は指を回してみようとしたが、未だ処女の肛門は、僕の二つの指を締め付け、簡単には回そうとしない。
「力もっと抜いて。」
「は、はい。わかりました。」
そう声をかけると、彼女の締め付けは少し緩み、ゆっくりではあるが、二本の指は回ってくれた。
「ああ…はあっ…。あ、ああーん。」
息遣いをさらに荒げながらも、確実に開発されていくひとみ嬢のもうひとつの穴。
深々と挿入された二本の指は滑らかに回りはじめ、クチュクチュと淫靡な音が発せられはじめた。
そして見れば、その向こうの、前の恥部からは淫水があふれてきている。
「ああ…いい、き、気持ちいい…。」
愉悦の声を上げて悶え、そして身をくねらせ始めた彼女。
アナルの初体験では、人それぞれに個人差がある。
ひたすら痛がる場合もあれば、いきなり快感を感じる場合もある。
ここまでの様子では、どうやら彼女は後者のようだ。
僕は当たりくじを引くことができたようだ。
「これはいけそうだな。」
僕はひとみ嬢のバックバージンを奪うことを決意した。