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ねね〜小さなSex Friend〜
【ロリ 官能小説】

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6-1

6.
 ブーン、ブーンと言う音を立てて、ねねの姉、りょうの携帯が机の上を滑る。
 三回目の振動で机から落ちるところをねねが受け止めると、振動は止まった。

 りょうは携帯を忘れて行ったのではない、昨日から三泊四日で塾の合宿に行っている、携帯は禁止されているのだ、電源が入ったままなのは留守中もメールを受信するためだろう……点滅するLEDがメールを受信した事を示している。
 ねねはそのまま姉の机の上に携帯を戻したが、どうも気になって仕方がない。
 
 時刻は夜九時……。
 普段ならりょうの塾が終わって十五分後、ボーフレンドの翔の塾が終わるタイミングでのメール……。
 (翔さんからかな?……お姉ちゃんは合宿って知らないのかな……)
 りょうと翔がちょくちょく公園で待ち合わせていることは知っている、そしてりょうは時々「最後まで」しちゃうと自慢げに話しているのだが、実体験から言うとりょうの話には時々おかしなところもある。
 
感じるようになったのは四〜五回目くらいからだと言うが、りょうより五歳も下の自分は最初から感じた……確かに痛みをあまり感じなくなるまではしばらくかかったが……義男は射精してもすぐには抜かない、ゆっくりとピストンを続けて二度目、三度目の小規模な射精があって、ペニスも脈打つ、それをねねも自分の中で感じられるのだが、りょうの話にそれは全く出てこない。
そこまでならまだ個人差と考えることもできるが、「子宮の中にドバっと」と言うのは明らかに嘘、中で出されても子宮まで到達できる精子は0.1%ほどしかない、直接子宮にまで挿入されていない限り子宮で射精を感じることは出来ないはず、それをねねは実践から知っているからこそ、りょうがイメージで語っているに過ぎないのがわかる。
しかも、りょうが言う公園のベンチには灯かりがある、そのベンチに横たわって正常位でするのは明らかに無理だ、人が通りがかったらセックスしているのがばれてしまう、第一背もたれと肘掛のあるベンチで正常位は不自然だ……自分なら暗がりの木に掴まってバックで挿入を受けるだろうし、どんなに大胆になったとしても背面座位で結合部をスカートで隠してするのが限度だろう。
 中出しを受け止めた直後に人が通り掛かったから慌ててショーツを上げて歩いて帰った、と言うのも明らかにおかしい、直後に歩けばどうしたって溢れてくるはず、『ショーツにしみがついちゃってびっくりした』位で済むはずはない……。
 本当にセックスしているのか疑わしい、と言うよりほぼ嘘に間違いない、ねねは子供で自分は大人……そう見せかけようとしているのか、どうせねねにBFはいないと多寡をくくって羨ましがらせようとしているのか……両方かもしれない。
 
 しかし、メールを開けてしまえばいずれ姉にわかってしまう、消去してしまえばとりあえず証拠はなくなるが後日翔と話せば……ねねは迷いに迷ったが、意を決してメールを開けて見た。
 案の定、翔から……十五分くらい遅れる、と言う連絡だった。
 ねねはそのメールを消去し、そっと家を抜け出した。

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「悪い、授業が少し延びちゃって……あれ? ねねちゃん?」
「お姉ちゃんは合宿なの」
「あ、そうか、忘れてた……わざわざ知らせに来てくれたの? 電話かメールで良かったのに」
「聞きたいことがあって……」
「ふぅん、何を?」
「もうお姉ちゃんとセックスした?」
「ぶっ……随分ストレートな質問だね」
「どうなの?」
「してないよ、させてくれないし、フェラチオもしてくれない……手でしごいてもらうだけ」
「……やっぱり……」
「やっぱりって……りょうは僕とセックスしたって言ったの?」
「何度もしてるって」
「もしそれが本当だったら嬉しいんだけどね……だけど、どうしてそんなこと言うんだろう?」
「あたしを馬鹿にしてるの、BFもいないだろうからって思って羨ましがらそうとしてるんじゃないかな?」
「……ああ……確かにそういうところあるかもな、りょうには……」
「お姉ちゃんはいつだってそう、小さいときからずっとよ」
「そうなんだ……」
 ねねの苛立ちを含んだきつい口調に、翔は少し気圧された。
「翔さん、セックスしたい?」
「そりゃね……だけど無理だろうな」
「お姉ちゃんとじゃなくて、あたしと……」
「ええっ? ねねちゃんと?」
「嫌?」
「いや、そんなことはないけど……だけど、だってまだ小五だろう? 無理だよ」
「無理じゃないよ」
「無理だってば」
「BFはいないけどセックスフレンドはいるもん」
「は?」
「信じられない?」
「ちょっとね……」
「お姉ちゃんはフェラもしてくれないんだったよね……」
 ねねは翔の手を取り、暗がりへ誘った。


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