結衣と華英のガルモ捜査-7
「んん…んん…んっ…」
時折ヒロトの手をギュッと握りしめる結衣を見て華英は思う。
（ああん、わかる…あの気持ち…）
好きな男の手をギュッと握る瞬間の女の気持ちに共感してしまう。その幸せを思うと華英はますます切なくなる。
愛に溢れるキスをしながらヒロトの右手が解かれ結衣の髪を撫で始まる。そして柔らかく温かそうな掌が頬を包み込み、首から肩へと這い下る。見ている華英の方がビクビク感じてしまう程に官能的な光景であった。
「んん…、あっ…」
ヒロトの手が結衣の胸を包み込み、緩やかに動く。結衣の顎が上がりキスが解かれ控えめな喘ぎ声を響かせた。
「柔らかくて気持ちいいよ…、結衣のオッパイ…」
「ああん…」
「肌が白くて美しい…。ピンクの乳首がより映えるね。」
「やん…、あんまり見ないで…」
「見ちゃうよ、こんな美しい乳首…。興奮する…」
ヒロトは巧みに堅い自分の分身を結衣の体に押し付けて興奮を高める。
「美味しそうな乳首だ…。俺、いやらしい気分になっちゃうよ…」
ヒロトはジーっと結衣の乳首を見つめる。
「ああん…」
乳首に視線を感じる。触られてもいないのに感じてしまう結衣。焦らされているようで体がくねる。段々と触られたい欲望が強くなる。
「ああん…ヒロト…。吸って…」
興奮で酔いが回って来たのかもしれない。いつもの結衣には無い男性への積極的な姿勢が垣間見える。
「うん…」
ヒロトの唇が乳首に寄って行く様子をジッと見つめる結衣。顔を紅潮させその瞬間を待ちわびるような目で見つめている。
「チュチュっ…」
結衣の乳首が吸引された。
「ああん…！」
体を仰け反らす結衣。快感が全身を貫く。吸引したまま口の中で舌に襲われる結衣はすぐに大洪水を引き起こす。
「あっ、あっ、気持ちいい…、気持ちいいっ！！」
まさに絶叫する結衣。滑ったザラザラの舌が勃って行く乳首を執拗に舐める快感にもう結衣の貞操観念は決壊した。
「あっ、あっ！あっ、あっ、あっ！ああんっ…！」
チュチュ、チュチュっと響くヒロトの吸音が結衣の興奮を更に高める。さらにヒロトの左手が結衣の右胸を揉み始め、指先で乳首を転がされると、結衣は指を咥えながら激しい喘ぎ声を響かせた。
「ああん！ヒロト…、気持ちいい…感じちゃうっっ！！」
ピンピンに張り詰めた乳首は結衣を堅物から淫らな女に変貌させたのであった。