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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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結衣と華英のガルモ捜査-6

「初めは…、結衣ちゃん。行こうか。」
ヒロトに体を起こして貰った結衣は、いきなりお姫様抱っこをされ顔を赤面させた。
「華英ちゃん、少し待っててね?」
「は、はい…」
そう答えてお姫様抱っこで結衣を抱えベッドに向かうヒロトの背中を見て、何ともいないモヤモヤした気持ちになった。
(まるで結衣さんに彼氏を奪われたみたいな気持ち…)
そう思った。これは紛れもないジェラシーだ。ヒロトがこれから結衣を愛する光景を見なければならない。華英にとっては残酷な時間が始まる。ヒロトが結衣を優しくベッドに体を寝かした光景を真横から見ている。結衣がヒロトに向けるウットリとした目が鬱陶しく感じてしまう。自分が浮かべるべくその視線を結衣がヒロトに向けている。悔しささえ感じてしまった。

「結衣、キレイだよ…?」
「ヒロトくぅん…」
あんな女子女子した結衣など初めて見た。以前の事件で犯人側の男にみすみすと騙され、それがトラウマとなり男性不信になっていた結衣しか知らない華英にとってはイラッとする程に女子女子していた。目を潤ませヒロトを見つめる結衣。もはや完全にキスを求めているのが分かった。

髪を撫でジッと見つめるヒロト。結衣の唇は落ち着かない様子だ。
「キスして…、ヒロト…」
「結衣…」
急に呼び捨て合った事に華英はショックを受けた。結衣に遅れをとってしまったように思えたからだ。もはや仕事を忘れていた。
(ああ!キスしちゃうわ!ヒロトの唇が結衣さんの唇に!)
ヒロトの唇が近づくにつれ、結衣はゆっくりと目を閉じる。そしてとうとうヒロトの唇が結衣の唇と重なった。
「チュッ…チュッ…」
ゆっくりとくっつき、ゆっくりと離れ、またくっつく。結衣とヒロトの両手はしっかりと繋がれていた。

「ああん、ヒロト…」
華英は見逃さなかった。結衣が薄眼を開け、自らが舌先を出した光景を。ヒロトが出された結衣の舌先に視線を向ける。そして結衣の舌先に向け、自らの舌先を寄せていくヒロト。
(ああん…ずるい…!)
泣きそうな顔でその光景を見つめる華英の目に、ゆっくりと舌先を舐め合う2人の愛情表現が映った。

「ハァハァ…」
「結衣…」
ヒロトの手が結衣を抱きしめる。そして2人の舌先は見えなくなり熱く密着する2人の唇が華英には眩しく見えたのであった。
頭を艶かしく揺らし合い、体をゆっくりと擦り合わせる2人の姿に華英の胸は激しく軋むのであった。


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