【バレンタインチョコレート☆妹味】-5
「あっ、嫌っ!」
愛花が上半身をばたつかせた。
「痛い!痛いよ、お兄ちゃん!」
確かに、尻の穴から太股にまで滴る程濡れている割には、穴がキツイ。
「初めてか、愛花?」
俺は愛花の背中にのし掛かるようにして、耳元に囁いた。
愛花は俺の口元から逃げようとして顔を背けながら、「そうよ」と言った。
へへっ……。
「そりゃ、嬉しいねぇ」
妹の処女を、兄が奪う。そのシュチエーションに、より激しく興奮する。
ゆっくりと、穴の入り口に熱くたぎった俺の先端を押しつけて、ぐりぐりと弄っている内に、きつく締まった穴が徐々に広がってくる。
「あっ!」
可愛い声で、愛花が鳴いた。
徐々に、徐々に、ゆっくりと愛花の中に沈み込んでいく、俺の熱く固くなったモノ。テーブルに突っ伏した愛花から、苦しげな呻き声が漏れる。
我慢しろ。
もう、これ以上奥へと行けないほど奥へと沈み込んでしまうまで――。
「ああっ……」
俺の先っぽが、穴の奥底に触れた。熱い、熱い処に。
「うっ、ん……」
俺は、思わず止めていた息を吐き出した。
愛花はテーブルに突っ伏したままだ。俺は愛花の腰を掴むと、持ち上げてやった。愛花は引きずられるようにし身を起こし、尻を突き出してテーブルに肘を付く恰好になった。
「良い格好だな、愛花」
「嫌ぁ!」
愛花は脚を閉じようとするが、俺は両足の付け根を掴んで大きく広げさせる。一瞬、穴の入り口付近まで引き抜いて角度を変えると、今度は勢いよく、一番奥までねじ込んでやった。
「あああっ?!」
愛花が感極まった叫びを上げる。良い声だ。その声を聞きながら、俺の腰が本能のままに動く。俺は片方の手で愛花の腰を支えたまま、もう片方の手を伸ばし、背中越しに愛花の胸を掴んだ。
「嫌ぁっ!」
可愛い声で愛花が鳴いた。
ふにふとした胸が気持ちいい。乳首を摘んでやると、愛花は更に身を捩った。
「気持ち良いか、愛花?もっと、気持ち良くしてやるぜ」
俺は腰の動きをもっと加速させた。尻を突き出して俺のを喰わえ込む愛花のソコは、その動きに赤く火照ってきて、俺のと擦れ合う部分が、熱いほどだ。
「いやぁ、お兄ちゃん!いやぁ!お兄ちゃん、嫌だってばぁ!」
悲鳴のような喘ぎ声を上げながら俺のことを何度も呼ぶ。そんな声で呼ばれたら、俺は更に興奮すると言うのに。
「そんなに気持ち良いのか、愛花?」
「違う、違うもん!」
俺の動きに揺さぶられながらも身を固くする愛花の背中に覆い被さるようにして、今度はクリトリスに手を伸ばす。
「あっ?!」
びくっと愛花の全身が震えた。
面白れぇ。
中指の腹を使って押しつけるようにして弄ってやると、テーブルに突っ伏した愛花の体が反り返る。その途端、きゅうっと俺のを喰わえ込む穴の締まりが良くなった。
結構キツイぜ。
俺は両手で愛花の尻を掴んで、固くなった尻を円を描くように揉みしだいた。
ほら、具合が良くなってきた。
ついでに、つん。と、俺の前で揺れてる尻の真ん中にある穴を指で突いてみる。
その途端――
「嫌ぁっ!」
……すげぇ悲鳴を上げやがった。
そうか、そんなに後ろは嫌かよ。
くす。
まあいい、今日のところは、勘弁しておいてやろうか。
そのかわり、俺のを喰わえ込んだ愛花のいやらしい穴から、ケツの穴までの道を、何度もぬるぬると親指の腹で擦り上げてやる。
「ああっ……あああっ……」
その蠕動する動きに、俺のを喰わえ込んだ愛花のソコが、ぐじゅぐじゅと凄く興奮する音を立てる。
凄ぇな。
「乱れてんなぁ、愛花」
白い、すべすべとした背中に舌を這わせる。
「お前、結構、淫乱なんだな」
俺の言葉に、愛花は「違うよ〜」と泣き声を漏らした。
「違わねぇだろ、こんなに濡れてて。お前の汁、俺の脚にまで垂れてきてるぜ」
太股の辺りまで、びっちょりだ。
「嫌ぁ、そんなこと無いもん!」
「事実だっての。ほら、ココ触られると、出てきちゃうんだよな、愛花」
指先で摘むようにして愛花のクリトリスを弄ってやる。愛花は「はぁぁ」とテーブルの上で体を仰け反らした。
「感じやすいよな、初めてのくせに。自分でもヤってんのか、お前」
「嫌ぁっ……そんなことっ……、ああっ!」
そんなことって、何だよ。
「言えよ、愛花」
もっと辱めたくなる。
「ヤってんだろ、なぁ。自分で、ココ、触ってんだろ?」
固く、大きくなったクリトリスを、指先でヌルヌルと擦り上げる。
「嫌ぁ〜!してない、してないよぉ〜!」
愛花が地団駄を踏むようにして身を震わせ、泣き声を上げた。