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sex robot
【OL/お姉さん 官能小説】

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1-1

20XX年。


この星は想像もつかないような発展を遂げていた。


一番近いのは、『ドラえもん』の近未来的な世界だろうか。


そんなお伽話のような世界が、現実のものとなっている。


それを可能にしたのは、AI(人口知能)の台頭だった。


AIの普及は、我々人間の生活に劇的な変化をもたらした。


労働力はもちろんのこと、教育分野では教師代わりになったり、はたまた経済の動きを予測する専門家になったり。


今や人間の生活にAIは欠かせないものとなっていた。


特に目を見張るのは、人間の生活に寄り添うタイプのAIロボットの普及である。


家事をしてくれるロボット、介護をしてくれるロボット、育児をしてくれるロボットの需要は右肩上りとなっている。


そして、さらには性欲処理までしてくれるロボットまでも登場した。


どんどん人間と同じことができるようになってきたロボット。


学習し続けるロボットは、人間の欲望をより広く、より深い所まで叶えてくれる。


ロボットが人間の理想の世界を作ってくれる、人々は皆そう信じていたーー。



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