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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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それぞれのアイノチカラ-1

県警本部に戻った3人。部署に戻り3人で捜査方針を話し合っていた。まずはガルモの本当のオーナーを探し当てる事が最重要案件だ。その為にはどうしたらいいのか検討していた。

「誰か潜り込ませるか…」
若菜が真剣な眼差しでそう言った。
「潜り込ませるって、男ですか?女ですか?」
マギーが聞いた。
「どっちも。男は従業員として、女は常連客として。
「従業員って言うと…」
「そりゃあキャストとして潜り込んでもらうのよ。」
「え?だって、風俗店ですよね!?さすがに捜査とは言え警察が風俗で働くなんて…」
若菜はニヤリと笑う。
「誰も警察官とは言ってないわ。いい人材がいるのよ、1人。」
「誰ですか??」
「竹中大悟くん。」
「竹中大悟って…、USの??」
「ええ。実はまだ東京で一緒に仕事してるのよ。和ちゃんと一緒に。」
「喜多さんも??」
「ええ。エリサちゃんは今、和ちゃんとの2人目の子を妊娠してるから休職中だけど、2人にはバリバリ働いて貰ってるわ?まー名目上、所属は中島探偵事務所だけどね。」
「そ、そうだったんですか。」
サーガ事件の後、秘密組織であったUSは解散した。その後の3人の動向は全く気にも止めていなかったが、まだ若菜と関わっていた事にマギーは驚いた。

「大悟くんねー、彼女が出来なすぎて風俗にハマっちゃってるのよー。毎日のように行ってるからさー、趣味と実益を兼ねてきっと喜んで引き受けてくれるはずよ。」
「そ、そうなんですか。じゃあ女は??」
「それなのよねー。まさか強く風俗に客として潜入してくれとも言えないしね、女性に。こっちが問題ね。」
若菜が困っていると、マギーがニヤッとして言った。
「喜んで潜入してくれそうな女、いますよ??」
若菜は目を大きく開いて言った。
「だ、誰?それ!?」
「華英です。」
「え!?」
まさか名指しされるとは思ってもいなかった華英は驚いた。
「な、何で私が!?」
慌てる華英にマギーはニヤッと笑う。
「だって、昨日行ったでしょ?遊びに。夜♪」
「!?」
どうしてマギーにバレていたのか全く分からなかった華英は動揺が隠せない。反論も出来ずにいた。
「1人で嫌なら、ほら、ガルモ友達と2人で行きなよ。」
「ガルモ友達って…」
「フフ、結衣ちゃんに決まってるじゃない。」
「ど、どうして知ってるんですか!?」
「フフフ、昨日実は1人で張り込み行ったのよ。そしたら見た事ある顔を2人も見つけちゃってさぁ。フフ…」
(み、見られてたんだ…!?)
マギーに見つかるとは一生の不覚としか言いようがない。もはや言い逃れは出来ない。華英は俯いて黙ってしまった。

「お金は出るんですか?」
マギーが若菜に聞く。
「ええ。」
「じゃあいいじゃん!タダで遊べるんだもん。まさに趣味と実益を兼ね備えた任務じゃん。」
「で、ですが…」
さすがに行くと知れて行くのには躊躇う。
「誰にも言わないから、結衣ちゃん誘って行って来なって!」
マギーは完全に楽しんでいる。
「まぁ、無理にとは言わないけど、誰とも付き合ってる訳じゃないし、別に悪い事とは思わないわ、私は。受けてくれると物凄く助かるかな。」
若菜にそう言われた華英の顔が急に変わる。
「まぁ、警視総監様のお願いなら仕方ないですよね。」
華英はそう言ってニコッと笑う。
(華英、本当は嬉しいんじゃ…。いや、絶対に嬉しい!!)
頭をかきながらヘラヘラ笑っている華英にマギーはそう確信したのであった。


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