彩花のお色気大作戦-1
【彩花のお色気大作戦】
「はぁぁ…」
溜め息をついた彩花は下着姿だった。彩花はブラジャーに覆われた豊満な自分の胸を見て項垂れた。しかし、このままの状態ではいけないことは理解していた。
「着替えなきゃ…」
覚悟を決めた彩花の手が背中に回り、ブラジャーのホックに触れた瞬間、溜め息の元となったスカートが目に入った。
「はぁぁ…」
さっきより深い溜め息が、彩花の可愛い口から漏れた。
彩花は、真奈美の家を出る前に交わした真奈美との会話を思い返した。
『いーい、彩花ちゃん、帰ったら直ぐに着替えるのよ。ちょっと楽しみ過ぎたから、余り時間がないよ』
『本当にやるの?』
『当たり前でしょ。でも、一人でやりづらいなら、あたしも手伝ってあげるよ』
『どういうこと?』
『だから、あたしも彩花ちゃん家に行って、一緒にエッチな格好して、潤くんのオカズになってあげるってこと。うふふ、そのスカート、あたしが穿いてもいいのよ』
それを丁重に断った彩花だったが、その代わりに、着替えた姿を真奈美にスマートフォンに写メを送る約束をさせられたのだ。
『だって真希の妊娠がかかってるんだからね。あたしにもチェックくらいさせてよ』
そして、さっき真奈美に送った写メの返信が、こんな内容で帰ってきた。
From:【真奈美ちゃん】
>白いブラウスのボタン2つ開けは合格よ(*^^*)
>でも、なにやってるのよ!ブラジャーしたままじゃないの( `Д´)/
>これだったら【さりげなく悶々させてシコシコ作戦】にならないじゃないの( `Д´)/
>それに貸したミニスカートはどうして穿いてないのよ(*`Д')
>あれじゃないとチンチン勃起ッキしないぞ( *´艸`)
>それとパンツはさっきみたいな厚めの生地のヤツはダメだからね。
>柔らかな素材のヤツでおまんこに食い込ますのよ( *´艸`)
>それが嫌なら一緒に貸したTフロントを穿いて貰うからね( ≧∀≦)ノ
>検討を祈るo(^o^)o
>心の友真奈美ちゃんより(*^o^)/\(^-^*)
その真奈美が貸したスカートが問題だった。それは超ミニスカート、というよりも、股下マイナス3cm、裾が股間より上で下着がモロ見えのスカートだったのだ。
このスカートは、ある乱交パーティーのときに、ノーパンの真奈美が身に付けていたモノで、割れ目モロ出しの姿は、男達に大好評だったのだ。
帰宅後の彩花はこのスカートを穿いて姿見に映してみた。その瞬間、余りにも恥ずかしい姿に卒倒しそうになり、慌てて脱いでしまったのだ。
「スカート穿かないで下着だけの方がまし」
彩花はそんなスカートの換わりに、自分の持ってる中で一番短い股下10cmのスカートに穿きかえた。それでも太ももが露になった生足が恥ずかしかった。
「こ、これでも十分エッチだよ」
1人納得した彩花が、その画像を真奈美に送っていたのだが、そのダメ出しが前述のメールの内容だった。
ピロロン♪
彩花の溜め息を聞いていたかのように、真奈美からのメール着信が入った。
From:【真奈美ちゃん】
>追伸、あたしだったら、真希を妊娠させないために、なんだってやるからね(#^.^#)
>心の友真奈美より(*^o^)/\(^-^*)