恥辱の叫び-2
「逃げないの?」
「うあ、あぁ…」
凛花の腰が突き出され、自分から由衣の指を埋めに行った。
「あらあら、いつも澄ました顔の凛花ちゃんたら、実は随分エッチな子だったのね。」
イかさず殺さずでさんざん弄ばれた凛花の理性は完全に狂わされ、もはや体の疼きを抑えることが出来なくなってしまったのだ。
「う、あ、あ、あ、ああ、あ、うぅ、ああっ!」
自ら激しく腰を振り、一気に駆け上がる凛花。
その時、彩音は凛花と目が合った。
凛花の目に涙が溢れた。
由衣の口元に残酷な微笑みが広がっていった。
「見なさい天原さん。あなたの大好きな凛花先輩ったら、私にこんなことをされて悦んじゃってるのよ。」
凛花のその部分を彩音に見せつけながら指を動かす由衣。 「あ、あ、あ、あ、あ…」
それでも腰の動きを止められない凛花。
見つめ合う三人。
「う、うう、ううっ!」
凛花の体全体がガクガクと震え始め、グイっと反り返った。
「あはああぁぁぁーーーーーっ!」
防音の為に壁に張り詰められた穴空きの板壁に、凛花の恥辱の叫びが吸い込まれていった。