立花文恵(34)-14
「おまんこ……の、穴ぁ……ベロでつつかれてるっ……」
「そうそう。チンポ入れる穴に、俺のベロが入るよ?」
──じゅぼっ。じゅぶ、ずぼっ。
尖らせた舌先を挿入し、顔を前後に揺すって出し入れを繰り返す。
「あっ……! んああぁっ! ベロで犯されてるっ……」
「まん汁どばどば溢れてきてるよ。初めてのクンニでこんなに感じて貰えて、嬉しいな」
あまり形が崩れておらず、行儀よく揃ったはみ出し方をしているラビアにも舌愛撫を見舞い、チュチュッと唇でついばんだ。もちろん、
「今度は何されてるか、悟さんに言ってみな?」
と、意地悪トークも忘れない。
「んああぁっ……! おまんこの縁っこのとこ……ムシャムシャされてるぅ……」
「縁っこじゃ分かんないでしょ。いやらしいビラビラ食べられてるって言うんだよ」
「ビラビラぁ……あぁんっ、それ気持ちいいっ!! ビラビラ気持ちいいっ!」
「悟さんに舐めて貰うときは、しっかり洗うんだよ? ここカスが溜まりやすいとこだから、汚いと嫌われるかもよ?」
「汚いなんて思いませんっ!」
反射的に悟さんがフォローを挟んだのが、より文恵には恥ずかしさを煽り立てる効果となった。
俺は次に、周囲を毛で取り巻かれた肛門に舌を突き立てた。
「あ、ひゃうっ!? どこ舐めて……んひぃっ! くすぐった……はあああぁっ!!」
饐えた匂いを放つ無洗アナルにハードなディープキス。
「ここはさすがに臭いね。普通のクンニじゃ舐めないと思うけど、文恵さんのここ美味しそうだったから、ついイタズラしちゃった」
反発してくる括約筋を屈服させるだけの圧をかけ、舌をねじ込んだ。
「ああ〜〜っ。美味しいよ文恵さん。今度はどこをどうされちゃってるか、悟さんに言える?」
「ヤダぁ……そんなん、言えないよぉ……」
「だったら俺から言ってあげる。文恵、今ケツの穴に舌突っ込まれて、変な声あげながら感じてるんだよね」
「はあっ……あああぁ〜〜っ!」
舐められようとは思ってもみなかったであろう不浄の穴を、夫の見ている前で俺に貪られているのだ。文恵の感情が自制の効かないまでに暴れ狂い、乱れているのは明らかだった。
俺もまた沸騰する欲情のマグマに身が焦げる思いだった。
腋舐めにクンニ、そしてケツ穴しゃぶりまで。夫である悟さんが施したことのない性技をもって三十四歳の美ボディに冒涜的な「教育」を施していると思うと、たまらなく血が騒いだ。
「あっ……あ、ああっ!?」
だらしない喘ぎがだだ漏れになるのを抑えられぬ文恵。
ケツを嬲られながら、膣孔にも指挿入を受けたときには、獣の呻きにも似た声が飛び出した。
ねっとり絡んでくる肉壁を押し進んで、二本の指を鈎型に曲げGスポあたりに見当をつけ、外部では親指でクリトリスをロックオン。ラブラブ夫婦でソフトに愛し合っているであろう文恵には、いささか刺激が強すぎるかもしれないが──と思いつつ、同時性感スパイラルの鬼フィンガーを見舞った。
「ぎっ──ひああぁっ!?」
ぎゅんぎゅんと膣内の圧が高まったかと思うと、俺の腕や胸元に生温かい飛沫がかかった。