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「史乃」〜それから〜
【父娘相姦 官能小説】

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第三話-23

 「ちょろいもんだぜ!いよいよ明日、一千万円が俺の物になるんだ。」
 「○○ちゃん。大きな声はやめて。又、ご近所から苦情を言われるから。」

 夜更けに大声を出し、怪しまれてはいけないと、由美は金城を宥めようとするが、

 「いいんだよ!どうせ、こんな辛気臭えアパートも、明日でおさらばなんだから。」

 全く聞く耳を持たないどころか、由美をベッドに放り投げると、その上から覆い被さったのだ。

 「何か、ホッとしたら、こっちが言うこと利かなくなってよお。最近、やってなかったし。」
 「いや!何を……。考えてんのよ。史乃が見てるじゃない。」

 由美は、必死に抵抗を見せるが、馬乗りになった金城は両手を片腕で固定すると、もう一方の手でトレーナーをたくし上げ、両の乳房を露出させた。

 (由美。嫌がってるのに、あんな事されて……。)

 相手の想いを慮ることなく、単なる欲望の捌け口として女を抱く。そんな男とセックスをして、快感は得られても、果たして、心は満たされるのか?

 (こんな男と出会ったから、由美はこんな風になったんだ……。)

 史乃の心で、由美への憐れさと、金城という男への憤りが入り交じっていた。

 「やめてえ……。史乃、見ないで……。」

 由美の抵抗は止み、やがて哀願へと変化した。
 既に金城は、由美の傍らに寝そべり、スカートの中に手を入れていた。

 「なんだ。嫌がってたわりに、こっちはもう準備出来てるじゃねえか。」

 金城は、そう言うとスカートの中から手を上げ、愛液で濡れた指を、由美の口の中に突っ込んだ。
 すると由美は艶声を上げ、恍惚の表情で、指に舌を這わせたのだ。

 「てめえのマン汁付いた指を旨そうに舐めるとは、さすがはメス豚だよ。」

 そんな由美の姿に、金城は我慢が出来なくなり、服を脱ぎ捨てた。
 痩せた、あばら骨の浮き出た貧弱な身体に、不釣り合いな程の陰茎が、既に熱り勃っていた。
 途端に由美は跪くと、金城の太腿に手を掛け、口唇をいっぱいに開いて陰茎を咥えた。
 そして、ゆっくりと根元まで飲み込むと、口唇をすぼめて引き出してゆく。

 「おまえは、本当に“これ”が好きだよなあ。」

 口唇を唾液まみれにし、時折、眉間にシワを寄せながら、大きく首を振って陰茎を刺激する由美は、ある意味献身的だ。が、それを上から見つめる金城は細い眼を更に細め、口の端を上げている様は、とてもサディスティックだ。
 やがて、金城は、由美の髪を両手で鷲掴みにすると、自らが腰を振り出した。

 「ぐっ!うぐっ!ぐうっ!」

 一突き毎に、由美は目をむき、涙を流し、苦し気なうめき声を挙げているが、金城は気にする様子もなく、腰を振る速度をどんどん上げていった。


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