美魔女の魔力-2
「じゃあこれから30分は、大吾の言う事、何でも聞くわ?あなたの忠実な犬として仕えるから、遠慮なしで。」
「は、はい。」
一体どこまで命令していい物なのか分からない。しかし女に絶対服従させる行為は男なら誰しも持つ願望だ。女を忠実な犬にする…、普通に考えれば最高の立場だ。しかし何故自分は遠慮しているのだろうと考えた。
(相手が極上の美魔女だからか…?伝説のヤリマンだから俺は気後れしてるんだ。相手を杏奈だと思わなければいいんじゃないのか?そこらにありふれたセックスしか能がないタダのヤリマンだと思えばいいんじゃないのかな…)
そう思った瞬間、大吾の目の色が変わった。その変化に杏奈もゾクっとした。きっと何かフッ切れたんだろうな、そう思うとまた愛液が滲んで来た。
「じゃあ始めようか…」
口調まで変わった大吾。これまでの上擦ったような声からトーンが下がった声に杏奈はドキッとする。杏奈は床に正座して手を着き大吾を見上げた。
「ご主人様…、宜しくお願い致します。」
従順なペット…大吾の目にはそう映った。もはや杏奈を自分以下の下等生物としか見ていない。大吾の興奮が一気に高まる。
「ペットにはこれをつけなきゃなぁ…」
大吾は首輪を手に取り、しゃがんで杏奈に首輪を装着する。そしてリードをつけ立ち上がる。
「ほら、お散歩の時間だ。歩け。」
「はい…」
杏奈は四つん這いになり犬のように歩き始めた。尻を振りながらゆっくりと前に進む杏奈。
(たまんねぇ…。)
無造作にリードを引くと歩行をやめ、あん、と声を出す杏奈。支配感がたまらなかった。
「よし、歩け。」
「はい。」
部屋をゆっくりと這い回る。
少し歩くペースが落ちて来た。大吾はすかさず手にした鞭で軽めに尻を叩いた。
「ほら、ペース落ちてるぞ?」
「ああんっ…!ごめんなさい…」
軽めだが、女の体に鞭を振る感覚に物凄い高揚を覚えた大吾。加虐心を煽られる。
「ほら、早く歩け。」
「きゃん…!」
「ほら、ペース落ちてるぞ!」
「あっうう…!」
何度も杏奈の尻を鞭打つ大吾。いつしか顔は女を見下すいやらしい笑みを含んだ表情に変わっていた。