みどり-20
「うん。だから母さん喜んでいた」
「でもお前、俺がお前にオムツしてやるなんて言ったら余程厭らしい男だと思われちゃうじゃないか」
「そんなこと思わない。泣きたくなる程嬉しいって言ってた」
「そんなことが?」
「うん」
「俺のこといろいろ聞かれただろ」
「ううん。そんなことしてくれる男だったら悪い男の筈が無いから何も聞かなくてもいいって」
「本当かよ」
「うん」
「俺がオムツしてやってるなんて、変態だと思われなかっただろうな」
「そんなこと思わないよ。何て優しい男なんだろうって言ってた」
「そうかよ。オムツする時舐めたり、時には一緒に外出する時もオムツさせて歩いたりするんだなんて言ってないだろうな」
「それは言わなかった」
「うん、それならいい」
「でも妊娠したらどうすんの? 陽ちゃん」
「何で? 夜尿症って遺伝すんの?」
「遺伝なんかしないと思う。子供が出来たら産んでもいいのね?」
「ああ、当たり前だろ」
「嬉しい。でも妊娠したら困るな」
「何で?」
「ゴムのパンツが穿けなくなっちゃう」
「そしたらオムツして寝ればいいだろ」
「ううん、昼間のこと。いつもゴムのパンツ穿いてるからこれ穿いてないと何か変な感じがして」
「そうか。ゴムのパンツが気に入ったか。いいことだ。その内全身レオタードみたいな奴を買ってやる。キャットスーツって言うんだ。高いんだぞ」
「ゴムの?」
「ああ、勿論」
「でもそれ、いつ着るの?」
「いつ着たっていいよ。お前が良ければ1日中着てればいいんだ」
食事して戻ると陽一はみどりのTシャツを脱がせた。ゴムのショートパンツだけになったみどりの腕を背中で縛った。
「ネエ、何するの?」
「何もしないよ。ただ縛ってみたいなと思っただけだ」
「何だかレイプされるみたい」
「そうだ。レイプするんだ」
「うれしい」
「うれしい? それじゃレイプになんないじゃないか。此処へ座れ」
「うん」
陽一が脚を開いて座っている脚の間にみどりは座った。ヒモで括り出されて一層大きくなったみどりの豊かな乳房を両手で揉んだ。みどりは手を縛られているので本当にレイプされているみたいなスリルを感じた。悶えて仰け反ったら陽一がみどりの口に吸い付いて舌を吸った。陽一は左手でみどりの右の乳房を揉みしだき、右手でゴムの上からみどりの股間を愛撫した。指をめり込ませている。
「此処でそのままおしっこしてみろ」
「陽ちゃん濡れちゃうよ」
「そんなこといいからしてみろ」
「そんな所揉んでたら出ない」
「それじゃやめるから出してみな」
「ちょっと待って」
「まだか?」
「うーん、もうちょっと」
「出るか?」
「うん、出そう」
「出るか?」
「出た」
陽一はゴムのパンツの上から又みどりの股間を押した。確かにおしっこが出ていることが指の感触で分かる。みどりは顔を仰向けてキスを催促した。陽一はガバッという感じにみどりの口に吸い付いた。2人は舌を絡めてキスをした。それからみどりは縛られた不自由な体を捻って向きを変えると陽一の性器を口に咥えた。陽一は既に相当興奮していたし、みどりも興奮に任せて強く吸ったからあっという間に射精してしまった。そのままみどりは口を放さずに陽一の性器を吸い続けた。陽一はみどりのヒモを解いてやり、それからゴムのパンツを脱がした。中に貯まっていたおしっこが流れ出したが板張りの床だから気にしない。その間みどりは陽一の性器を咥えたまま放さなかった。そして陽一の性器を咥えたまま体の向きを変えて陽一を押し倒すようにして跨った。陽一はおしっこにまみれたみどりの性器に吸い付いて舐めた。しょっぱいような生臭いような独特の味がするが、毎朝オムツを外してやる時に舐めているからこの味にも慣れた。陽一の性器に力が漲るとみどりは口を放して再び体の向きを変えセックスした。この頃2人のセックスはいつもみどりが上になってやる。それだけみどりが積極的になったのである。2人は床にこぼれているみどりのおしっこにまみれてセックスした。終わるとみどりは風呂場に行ってシャワーを浴び、陽一は床を雑巾で拭いた。まめなのである。床を綺麗にし終わると陽一は漸く風呂場に向かった。既に髪を洗い終わっていたみどりは石鹸で陽一の体を洗ってやった。
「手を縛ったのはどうだった?」
「うーん。感じたけど脚を縛られた方がもっと感じるんじゃないのかな」
「それじゃ今度は脚を縛ってやろう」
「手も縛っていいよ」
「それじゃ手足を縛ってやろう」
「うん。何だかセックスって楽しいね」
「それはそうさ。だって好きな女と裸で抱き合うんだから楽しくない訳はない」
「私も陽ちゃんの裸の体に抱きつくのが大好き」
「俺って痩せてるだろ」
「そうだね。もうちょっと太った方がいいかな」
「でもその分お前の肉付きがいいから」
「太ってる?」
「いや、丁度いいよ」
「本当?」
「ああ、俺、みどりの体が大好きだ。お前を抱いてると凄く安心する」
「嬉しいな。私も陽ちゃん抱きしめてると死ぬまでこうしていたいと思う」