文香-13
「よし。パンツ穿け。続きは後だ」
「この頃よく服を買って来てたみたいだけど、それがそうなの?」
「うん」
「んまあ、何これ?」
「何が?」
「こんな服何処で着るの? 何かお芝居でもやるの?」
「芝居?」
「それ着て外歩くの?」
「うん。竜ちゃんの好みだから」
「それは好みだけど、まだ全部は見てないから他のも俺の好みかどうかは分からない」
「そうだった」
「驚いた。後でお茶でも出すからあっちへ来なさい」
「どうする?」
「帰る時にちょっと挨拶しに行こう」
「帰るって?」
「だから俺んちに帰る」
「何で?」
「お前も一緒に来るんだよ」
「ああ、そういう意味か。驚いた」
「この中から1番気に入った服選んで、それを着て俺んちに行こう」
「髪もだいぶ伸びたでしょ」
「うん。もうちょっと伸びるといいな」
「この辺?」
「そうだな、もうちょっと。乳首が隠れるくらいまで」
「それじゃまだだいぶかかるな」
「ああ。別に急ぐことは無い。尤も急いでも伸びる訳じゃ無いけどな」
「それじゃ続きやる?」
「ああ。もうちょっとでツルツルになる」
「でも毛が無いと何だか子供のあそこみたい」
「ああ。さっぱりしてていい」
「さっき母さんが入ってきた時慌ててたね」
「それはそうだ。素っ裸で足拡げてその間に座って剃ってたんだから」
「母さんも驚いてた」
「そりゃそうだろう。怒鳴り出すんじゃないかと思ったけど何も言わなかったな。お前の母さんも変わってるな」
「結婚するって言ったからじゃない」
「へー。何? 結婚するって俺とお前のこと?」
「うん。だって竜ちゃん前に言ったじゃない」
「そうだけど親に言うのはまだ早かったんじゃないのか」
「どうして?」
「まあいいけど」
「結婚してくれるんでしょ?」
「お前が望むならな」
「だから滅茶苦茶結婚したい」
「でも俺と結婚すると苦労するぞ」
「何で?」
「貧乏だから」
「大丈夫だよ」
「そうか。貧乏なんか平気か」
「母さんがいくらでも金くれるもん」
「そういう意味か。結婚したらそうもいかないだろ」
「そんなこと無いよ。此処に住めばいいんだし」
「ホヘ? お前なあ。まあ取りあえずつるつるマンコを舐めてやるか」
「私も竜ちゃんのチンポ舐めたい」
「お前の部屋でやったの初めてだな」
「うん。此処の方がベッドが広いからいいでしょ」
「お前、自分のベッドでやる時はうんこ垂れないんだな」
「あんなこと初めてだったんだってば」
「お前今までも大勢男連れてきてこのベッドでセックスしてたの?」
「此処でやったの初めて」
「どうして?」
「みんなうちに来るの厭がったから」
「なるほど」
「それにね、竜ちゃんみたいにこれ着ろ、あれ着ろ、化粧はこうすんだ、髪は赤くしろなんて言われたのも初めて」
「嬉しいだろ」
「うん。凄く嬉しい。私のこと好きなんだなって思う」
「そうだ。好きでなきゃこういう服を着せたいなんてイメージは湧かないんだ」
「今までの男って私とセックスしたいだけだったからセックス以外の要求は何も無かったの」
「それと金だろ。会うと直ぐセックスして金巻き上げると直ぐ帰るんだろ」
「そう。そうなの」