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亜美
【SM 官能小説】

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亜美-40

 「これで私の気持ちは分かってくれたでしょ?」
 「はい」
 「どれほど貴方を愛しているか、分かってくれたわね?」
 「はい。分かりました」
 「私のこと馬鹿だと思う?」
 「いいえ、思いません」
 「私のこと愛してる?」
 「はい、愛してます」
 「本当?」
 「本当です」
 「貴方は私をMではない、男を好きなように操っているんだと言ったわね」
 「はあ」
 「私は貴方を好きなように操れるかしら?」
 「好きなようにしてください」
 「本当?」
 「はい」
 「明日の夕方まで私たちは一緒に過ごすのよ」
 「はい、そのつもりで来ました」
 「これを飲んで頂戴」
 「これは何ですか?」
 「貴方のペニスを固くする薬。バイアグラみたいなものだけど、それよりずっと効き目が長持ちする薬」
 「え? そんなもの飲まなくても僕は十分立ちますよ」
 「分かってるわ。でも10時間セックスすることが出来る?」
 「10時間? それは無理です」
 「でしょう? だから飲んで」
 「10時間もセックスするんですか?」
 「いやなの?」
 「別にイヤではないですけど」
 「有難う。それじゃ飲んでね」
 「はあ」

 それから誠司と亜美はうとうとした数時間を除いて、ずっとセックスを続けた。もちろん射精はそう何度も出来ないが、とにかく性器が小さくならないのだから、何時間でも出来る。翌日の朝には、二人とも性器がひりひりするような痛みを覚えた。二人とも体中キスマークだらけである。

 「私たちは月に何度も会えないから、会ったときはこうして薬の助けを借りて、夜通しのセックスをするの」
 「もう泥のように疲れてしまったけれど、確かに長時間のセックスは特別なもんですね」
 「そうでしょう?」
 「ええ、もう昔から付き合っているみたいな錯角を抱きますね」
 「そうね、本当に」
 「でも僕たちはSMを通じて知り合ったのに、どういうわけか普通のセックスしかしていませんね」
 「あら、本当」
 「僕はそれでもいいんですけど」
 「少し寝たら食事しに出ましょう」
 「そうですね」

 亜美はラビアについている短いチェーンの先に透明な糸を括り付けて左右に広げ、体の後ろを通して縛った。綺麗なピンクの性器が大きく広がってクリトリスも尿道孔も見える。開いた性器全体にベビーオイルを塗ってから透明なポリ袋を切り開いたもので股を覆い、透明なビニールテープでパンティの形に止めた。余ったポリエチレンはハサミで切り取り、透明なパンティの出来上がりである。その上からまるでシルクのスカーフのような生地のスリップドレスを着た。ウエストから下は富士山の裾野の様な綺麗なラインを描いて広がっている。しかし裾の先端は股をようやく隠すことが出来るほどの長さしかない。風で裾が翻れば大きく広げられた性器が丸見えになってしまう。性器はオイルで濡れたように光り、透明のポリエチレンが密着しているから、ギョッとするほど嫌らしく見える。
 「それで出かけるんですか?」
 「ええ」
 「見えたらどうするんですか?」
 「人に見られたら?」
 「ええ」
 「人に見られたらどっと濡れるでしょうね」
 「なるほど」
 「一緒に歩くのが怖い?」
 「まあ、何とか我慢します。でも、トイレに行きたくなったらどうするんですか?」
 「それはそのとき考えるわ」
 「ほう」
 亜美はそれでなくとも人目を惹く美人なのに、こんな服を着れば誰でも見つめてしまう。ギリギリに隠れている股間には透明のパンティしかなく、しかも性器は広げられているなど、誰が想像するだろうか。亜美の美しい顔は、そんな下卑た想像を許さないほど整っている。注目されることが当たり前になってしまうと、こんな妙なことをして、スリルを求めたくなるものなのだろうか。



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