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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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ビッツコイン-5

「何だ、オネーサン達、知らなかったんだ。今ねー、密かに流行ってて今ではもう30店ぐらいあるよ。場所もこの裏のビルなんだけどね。じゃ、まず行ってみようか!」
その呼び込みは2人の背中を押して案内する。

風俗街を抜け道を左に曲がるとそこには風俗街が近くにあるとは思えない程のお洒落な5階建てのビルがあった。1階にはコスメやブティック、小物など女性向けの店が並んでいた。そのビルの2階からが女性専用の風俗店が入っていると言う。
「これが風俗のビル…??」
「ほら、男だったら別に小汚いビルの一室でもいいんだろうけど、女性だったらお洒落にしないと、ね。入りやすくするのが一番なんだよね。ほら、入り易いでしょ?」
「確かに…」
目の前のビルに入るのに風俗に行くと言う感覚は生まれなかった。ちょっと買い物に入るような感覚を与えてくれる。現に2人がビルの前で立っている間にも買い物なのか風俗なのかは分からないが、多くの女性がビルの中に消えて行った。

「あれ、本当に風俗ビルなんですか??どう見ても普通のお店が入るビルにしか見えない…」
「女性が入り易くする事が大事なんですよ。お買い物感覚で入れる事が、ね。いかに恥ずかしい思いをさせないかってのがポイント。あれならあなただって周りを気にせずにスッと入れるでしょ?」
「確かに…」
そう言ってビルをジーッと見る華英を見てマギーは思う。
(絶対にあとで一人で来るつもりね♪)
と。

このままでは客引きに強引に店に誘われてしまいそうだと感じたマギーは、面倒臭くならないうちに身分を明かす事にした。
「私達はこう言う者です。」
マギーが警察手帳を見せると客引きは驚いた後にバツ悪そうな顔をした。
「マジかよ…、刑事かよ…。い、いや客引きは違法だって知って…」
そう言いかけた客引きの言葉を遮るマギー。
「いいです、それは大目に見ます。今日の目的は別に客引きを検挙する為ではないんで。」
「え?じゃあ何しに来たんですか??」
「ちょっとビッツコインの事で。この界隈の風俗店ではビッツコインの利用が可能なお店が殆どとか…」
「え、ええ。まぁ。風俗だけでなく城南市ではそう言う流れですよね?確か市からの強い要望がありビッツコインが使える環境を慌てて揃えましたからね。」
「風俗店にまで市から要望が??」
「てか、風俗店が一番早かったんじゃないかな。それから普通の店でも使えるトコが増えて行ったし。」
「そうなんですか…」
どうやら明子はまず風俗店からビッツコインの扱いを始めたようだ。REVOLUTORからの指示だろうか。大掛かりな犯罪の匂いが感じられて来たのであった。


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