愛のレイプ・セラピー-7
7.
「健二さん、そこで待ってて・・・」
スカートの裾を押さえて、亜矢子がソファを離れた。
トイレから、亜矢子の水を流す音が漏れてくる。
「これ使って・・・」
戻ってきた亜矢子は、手にした蒸しタオルを健二に渡した。
股間を拭っている健二の隣に、亜矢子は腰を降ろした。
「ああ〜〜あ〜健二さんに強姦されちゃった」
「人聞きの悪いこと言うなよ」
「だって、キスだけだって言ったでしょう?もう、知らないから・・・」
亜矢子が、腕を健二の腰に回して、身を寄せた。
「結構、気分出してたじゃないか?」
「恥ずかしい話、あたしこれ迄イったこと無かったのよ。オルガスムスって話には聞いていたけど、初めての体験。あのさ、オルガスムスすると、妊娠するってほんと?」
「さあ、どうかなあ、関係ないと思うよ」
「あたし、今度は妊娠するかも? 健二さん、しっかり中出ししてくれたもんねえ、子供が出来たらどうする?」
「堕すんなら、医者代は俺が払うよ、産んで育ててくれるんなら、認知するし、養育費も払う」
「あたし、養育費が欲しいなあ」