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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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ウラ-9

マギーと華英が小渕愛子の取調室に入ると、こちらは明子とは正反対で騒いでいる様子もなくすっかり大人しくなっているようだ。2人の姿を見ると軽く会釈をした。

マギーが正面に座ると頭だけ項垂れさせながらも背筋を伸ばした愛子。今に泣きそうな顔をしていた。
「まぁ…、だいたい佐川明子さんから供述は貰いましたけど、あなたはRevolutorなる人物と直接的な関わりはないって事でよろしいですか?」
「はい。明子からその名前は聞いてましたが、直接話した事もメールした事もありません。でもだからと言って明子と違法な事をして来た罪は軽くなる事もないし、逃れる事もできないと分かってます。大学時代のノリで政治の世界に乗り込んでしまった自分の不徳の致す限りだと反省してます。明子の言う通りにしているとどんどんビッツコインが増えて言って、贅沢な暮らしが出来るからついついのめり込んでしまって…。振り返れば自分の事しか考えず、ビッツコインで不幸になる人の事なんて考えてもいませんでした。本当に申し訳ありませんでした。」
そう言って深々と頭を下げた。
「しかし、調べたところ、城南市役所に努める職員の殆どがビッツコインをやっていたようで。前市長側に回った職員全員がビッツコインで損失を出し、酷い人は家、土地まで失ってる。あなたのした事は大きいわ?」
「分かってます。すみませんでした。」
何度も謝る愛子に、謝る相手は私じゃないでしょ?と言いたかったが、それは愛子も分かっている事だと思い、敢えて言わなかった。

「ただ、あなたは佐川明子さんよりも初めから素直に供述をしてくれました。それには感謝します。何より罪を認める事は重要なんです。これからあなた達のせいで人生を狂わせてしまった人達にどう罪を償って行くかは分かりませんが、全てはあなたの気持ち次第です。」
「分かってます。まずは自分の犯した罪の大きさを深く考え、反省していきます。」
「そうね。協力出来ることがあれば協力します。」
「ありがとうございます。」
マギーはスッと席を立ち取調室を出た。

「こっちは随分としおらしかったねー。」
華英がそう言った。
「これから佐川明子も大人しく素直に供述するでしょ。結局欲に目が眩むと人格まで変わってしまうって事よ。華英も気をつけないとね!」
「私は欲に目を眩ませないもん!」
「だといいけど♪」
「ちょっと〜、どう言う意味よ〜!?」
2人は相変わらずの姿で部署に戻って行ったのであった。


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