俺のいもうと!10-1
俺のいもうと10
いったいユキちゃんは
何がしたかったんだろう?
あのナナミの行動はなんだったんだろう?
考えれば考える程…わからない…
でも、仮に、あくまでも仮に
ユキちゃんから付き合って欲しいと
言われたら俺はなんて言うんだろう…
もちろんOKと言うんだろう…
気がないとキスなんて軽く出来ない
ましてや舌を入れてくるキスなんて
あんなにも純情可憐できっとエッチな事なんて
何にも知らないであろう天使みたいな
ユキちゃんに限って…
所詮ナナミは妹だしな
よし、俺はユキちゃん一筋と行こうか!
しかしそれからユキちゃんに
暫く会うことはなかった
俺と付き合ってるわけでは無いので
当たり前なんだが…
それが最近また遊びに来たりしている
しかもテレビを観るとかで
リビングとかに2人いる時もあり
俺も混ざり合う機会が増えてきた。
もし、もしまたユキちゃんから何らかの
アプローチがあれば俺はユキちゃんに
告白する気持ちでいた
…が、一向にそんな雰囲気にならず
しかも俺から進んで告白も出来ず
イタズラに月日だけが過ぎていった。