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変態の罠に嵌った人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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父の入院・・・良平視点-1

 私の名前は良平と言います・・・

 私が19になって間もない10月、親父は会社から、金沢にある工場へ赴任するように言われました。その頃は私も高校を出て働いていましたし、母も食堂でパートをしていましたので、親父は単身赴任で向こうに一人で行きました。父の名前は正と言い、その頃の親父は48歳で、小柄でしたが、力は背が高い私より遙かにありました。母の名前は美雪と言い、親父より五歳若い43歳で、背も母の方が親父より高く、その頃は肩まで伸びた黒髪を、ゆるやかなウェーブを掛けてミディアムヘアーにしていました。良い意味でグラマーな体型で、胸と尻は熟女好きには堪らなかったと思います。

 親父が単身赴任に出て2週間、何事も無く過ぎました。親父は無精でしたから、自分から電話を入れる事はほとんどなく、逆にこちらから電話を入れても嫌がるタイプでしたので、母も特には親父に連絡していませんでした。

 そんなある日の夜、家に金沢にある病院から電話が掛かってきました。母が電話に出たのですが、直ぐにパニック状態で私を呼び、

「どうしよう!?お父さんが自転車で転んで入院したって・・・」

「エェェッ!?」

 さすがに私も驚き、パニックになっている母から電話を代って病院関係者と話すと、親父の話によれば、酒を飲みに行って、自転車で帰る途中、トラックが背後から来たから、避け様としてそのまま転んだそうで、命の心配は無いが、頭を打っていて精密検査も必要で、右足も折れているようだから、手術しなければ駄目だと言う事でした。

 翌日、母親が一人じゃ父の入院している金沢の病院まで行けないって事で、私も会社を休み、母と一緒に行く事にしました。飛行機を使えば早かったのでしょうが、私も母も高所恐怖症で、飛行機などとても乗れなくて、電車で行く事にしました。夜中の内に起きて、近所のコンビニで時刻表を買い、普段電車を使う事も無い私なりにルートを調べ、始発から電車に乗って母と二人、約5時間(今なら北陸新幹線がありますが、当時はありませんでした)掛けて、父が入院している病院に行きました。看護婦さんに教わり、父の病室に入ると、父は酸素マスクをしていたので、私達は父の容体が悪化したのかと一瞬焦りましたが、起きた父は私の問いかけにも頷き、ホッと安堵したのを覚えて居ます。父が入院していたのは二人部屋でしたが、窓側は耳が遠いお爺ちゃんが入院していました。

 担当医師と会話をし、私達が住んでいる病院に転院出来るか聞くと、足の手術もするし、リハビリや頭の検査の結果次第だが、まあ二週間はこちらに居た方が良いでしょうという事でした。ホッと安堵したものの、この二週間をどうするかという現実問題も出て来ました。母は、パート先に連絡して事情を話すと、店の経営者の方から許可を貰えた事で、二週間こちらで過ごす事になり、私は明日帰る事になりました。この日は病院から許可を貰い、二人で泊る事にしましたが、明日以降の母が泊まれる場所捜しをしなければなりませんでした。病院でいくらお金が掛かるか分からず、なるべく節約したいという事で、民宿でも探そうと二人で話しながら、銀行で母がお金を下ろし、病院から程近い大きな公園のベンチで休息しました。時計を見ればもう16時を過ぎ、さすがに母も疲れた表情でしたので、私は母に話し掛け、

「何か飲む?買ってくるけど」

「じゃあ、冷たいお茶をお願い」

「分かった」

 その時期、金沢の気温はまだ20度前後でしたし、母も歩き疲れた事もあり、冷たい物を頼んだのでしょう。私は小銭が無かったので、ちょっと離れたコンビニに買いに行きました。


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