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貧困娼年の混濁
【ショタ 官能小説】

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貧困娼年の混濁-2



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「血液検査、出ました」

「白血球12.8、赤血球3.1、アルブミンが2.1、TPが3.0、血糖値42。この子、どんな生活していたのかね。何があったんだ?そして今のところの処置は」

「とにかく血圧の極端な低下は多分下血によるものだと思われるのですが、単位4の輸血。ブドウ糖をとにかく大量に投与しています」

「外科的な所見は」

「全身の擦過傷と打撲。原因は不明ですが陰茎と肛門が炎症を起こしています」

「消化器内科の方は」

「ほぼ食中毒ですね。内視鏡を使わなければ詳細はわかりませんが、多分胃潰瘍と腸炎。特に腸は大量下血の止血は必須です」

「まあ、とにかく我々の仕事はなんとかこの子を死なせないようにする。意識も混濁しているから当分事情聴取も出来はしない。警察やらなんやらはとにかくこの子をまともにしてからだな」

「部長、思うんですが」

「ん?なんだね?」

「この子はアフリカの難民レベルです」

「いや、多分……僕の想像ではもっと忌まわしいものだと思うがね。こんな状態で精神がまともだとはとても思えん。精神科の方にも今のうちに打診しておいてくれ」

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ふかふかでシアワセ。

両腕と足首に管が繋がっている。とくとく、とくとく。ぶら下がったビニール袋から。
優しそうなお姉さんが時々それを交換している。

指の先に変な機械。胸やお腹にはコードの付いたものがたくさん貼り付けられている。

知らない天井。不思議な機械。
何だろう?僕は実験用のネズミになったんだろうか。

眠い。眠い。
多分ボク、生まれて初めて「眠っている」。
不安とか焦燥とか怯えに苛まれない、生まれて初めての安息。

ああ、眠い。なんでこんなに眠いんだろう。

あやすみママ。
ボクはママを幸せにしてあげる。ボクのお口とお尻と、身体全部、ママのために。

おやすみ。おやすみ。おやすみ。



どれだけ時間が過ぎたのか、ボクにはわからない。
口から変な管を飲まされた時はお姉さんが「ちょっと苦しいけど我慢してね」と言った。
喉を通り過ぎるこんな細い管、なんともないのに。だって、もっともっと太いのを喉で締め付けていたんだもの。こんなのへっちゃら。
お尻に入れられた時には思わず「あんっ」って喘いじゃった。
お姉さん達はボクが苦しいんだと思って背中を撫でてくれる。
管が経験が無いほどオナカの深くを探って来た時にはドキドキしちゃった。
もっと太くてもいいのに。もっと乱暴でいいのに。

腕に流れるお薬には「眠くなるクスリ」が入っているらしい。
だから、ボクはとってもシアワセ。


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