アイノチカラ-3
「んんっ…んんっ…んんっ…」
マギーの喘ぎ声は杉山の口の中に吸い込まれる。杉山の熱い鼻息がマギーの顔に吹きかかる。動物的に腰を押し込んでくる欲望に溢れた挿入にマギーも興奮を覚える。
杉山の唇が離れた瞬間、マギーの喘ぎ声が解放される。
「ああん！あっ！あっ…！ああん…！」
甘苦しい表情でハスキーな声で快感を現すマギー。恥ずかしがり屋のマギーだが、この時ばかりは恥じらいを制御する事は出来ない。杉山が与えてくれる快感が如実に声に現れるのであった。
「ハァハァ…マギー…、ヤリたくてしかたなかったよ…。ハァハァ…気持ちいい…」
締め付けの激しい穴にヌメる愛液。もはやいつ発射してもおかしくない程に杉山のペニスは興奮している。
杉山はシャツの裾から手を入れブラジャーをずり上げマギーのナマ乳を掌に収めグニュっグニっと激しく揉みしだく。
「ああん…杉山くぅん…！」
「マギー…！」
荒々しい手つきにドキドキするマギー。目を悩ましげに半分開け、杉山を見つめる。
「ハァハァ…早く会いたかった…。私もしたくてしかたなかったょ…ハァハァ…」
「マギー…」
「ハァハァ…あっ、あっ…、杉山君…愛してる…」
「俺も愛してるよ…マギー！」
イカなくてもいい。一つになれるだけでマギーは幸せだった。愛する人に胸を揉まれ、そして愛する人に自分の体で快感に浸って貰えればそれで良かった。こんなに自分に夢中になってくれている姿を見るだけで杉山の愛情を感じる事が出来たのであった。
「ああっ！マギー…！」
「ああん…！」
杉山のペニスが抜かれた。そして薄眼を開けると目の前に杉山のペニスがある。マギーは口を開き愛する男のペニスを口に迎え入れた。
「ああっ…！ああっ…！ああっ…！」
脈打つペニスから杉山の精子が噴射する。
「んっ…、んっ…、んっ…」
口を窄め頭を動かすマギーの口の中にマギーにとっては愛情の味が広がる。マギーは杉山の精子の味が大好きだ。精子の味を美味しいと感じられるのは大好きな男の精子だからだろう。青臭くヌメヌメした気持ち悪い液体をそんな風に感じられるのは、マギーにとっては愛の証なのだ。そして愛する男の精子が一生体内に宿るような気がして幸せを感じる。マギーは幸せに包まれながら杉山の精子を口の中に溜めて行くのであった。
「ああっ…、ああっ……っく！」
尿道口から滲む精子を丁寧に舌で掬うマギー。杉山はそんなマギーを見つめながら快感の余韻に浸るのであった。
「ゴクッ…」
精子を飲み込んだマギーの表情は至福の幸せに満たされている気持ちを表している。いつも…。