アイノチカラ-2
「マジ!?来てたのかよマギー!!」
マギーは結局杉山のマンションの部屋の前まで来てから電話をした。来てると聞き慌ててドアを開けた杉山。目の前にいるマギーを強く抱きしめた。
「ゴメンね、急に…」
「いいよ!会いたかった!」
マギーを部屋に招き入れ、キスしたまま、そのまま寝室のベッドにマギーを押し倒す。
「マギー…」
「杉山君…」
杉山はいきなり戦闘モードだ。欲望丸出しのキスをしながら、服の上からマギーの胸に手を当て揉み回す。
「ああん…」
脚に杉山の興奮を現したゴツッとした感触を得る。マギーも同じだ。キスしただけで濡れていた。
「ハァハァ…マギー…」
「ああん…」
杉山の手がマギーの太股を這う。そしてスカートの中に手を忍ばせると慌ただしくストッキングを脱がす。改めて太股に触れる手は湿っていた。ストッキングの上からとは異なるスベスベしてもっちりとした女肌の感触に、ますます掌を湿らした。
「ああん…」
マギーも杉山の首に手を回し、積極的にキスをする。激しく絡み合う舌がネチョネチョと言う涎の粘音を響かせる。お互い頭をゆっくりと左右に揺らしながら熱い唇を重なり合わせていた。
「ハァハァ、マギー…、会いたかったよ…」
「私も…。ああん…!」
杉山の指がパンティの上から性器を弄り始める。ジュワッと一気に湿るパンティ。甘い電流がマギーの体を熱くさせた。
「ハァハァ…、マギー…、もう凄い事になってる…」
湿りは杉山の指先に伝わる。
「だって…ハァハァ…、ぁっ…」
指で圧されると体をビクンと反応させるマギー。指を咥えて頬をピンクに染める。
「マギー、もう我慢出来ないよ…!」
杉山は一気にパンティを剥ぎ取った。
「ああん…」
恥ずかしそうに内股をすり寄せるマギー。杉山は慌ただしい手つきでジャージとパンツを脱ぎ捨てる。そしてマギーの膝を掴み左右に大き開く。
「杉山君…」
「マギー…!」
もはや愛撫がなくてもお互い、一つになる準備は整っていた。いち早く一つになる事がお互いの愛情を感じ合う事だと思った。杉山の悠々しくグンっと天を向いたペニスがマギーの熱く蕩けそうな性器へと導かれる。
「ああん…!」
快感という衝撃が性器から頭を突き抜けた。一瞬意識が飛びそうなぐらい頭の中が真っ白になるマギーは顎を上げて絶叫にも似た喘ぎ声を響かせた。
「あああ…!」
それは杉山も同じであった。たっぷりと濡れた締め付けの良いマギーの秘穴に入り込んだペニスは、更に一段階堅くなる。
「ああ…マギー…!」
杉山は体を倒しマギーの両手を握りベッドに押し付ける。そして再び激しくマギーの唇に吸い付いたのであった。