貧困娼年の放蕩-8
ああ、ボクのエッチが全部、全部見られている。
全裸を他人に晒すだけでも恥ずかしいのに、オトナの怒張を咥え込んでいるヘンタイの子供として、面白がられてる。蔑まされている。
翠の淫らな喘ぎ声はもはやブレーキが効かなかった。
その上、男同士のセックスに精通した本物のゲイであるザキは性技を尽くす。
左手の親指、薬指が悪魔のように翠の乳首を蕩けさせる。
右手はまるで魔術師のごとく、くすぐるように、まるで舌で舐められているのと変わらない愛撫を時に優しく、時にちぎれるほどに弄ぶ。
そしてこの体位は、翠の下腹の裏側の「弱いトコ」を頻繁に突き上げる。
そのたびに翠の視界は瞬間、真っ白になってしまう程。
この状況に、ついに翠は決壊する。
「ああっ、あああんっ、ボク、セックス大好きなっ!……アアッ!そこおっ、イイイイ、イイッ!……オトコノコッ、だからっ!いくらでもっ、見てっ。アアアアアッ!もうっ、もうボクッ!イクッ!イクッ!イキ、ますうううううっ!」
そして猛烈な絶頂の予感が翠を襲う。
ああ、ボク、昇天するっ。天国へ、天国に逝くっ。
頭のてっぺんから爪先まで、キモチイイのが止まらないっ。
肌が物凄くビンカンになって、お尻の穴はもうドロドロッ。
イキそうになるっ。なんなの?これ。なんなの?
ああっ!もう、もう、天国に連れて行って。
ザキの腰使いが急激に加速する。翠は翻弄される人形のように手足を揺らしながら、腰だけは貧欲に怒張を咥え込む。
まさかこんなに良い壺だとは。肛門のヒダが絡みついてたまらん。しかも入り口で絞りやがる。
もう俺も持たん。まあ、派手にイカせてやろう。俺の特濃ミルクをたっぷり飲んでくれ。
絶頂は二人同時にやって来た。翠の嬌声とザキの唸りが重なり合う。
断続して、ドックン、ドックンと。まるで射精の音が聞こえるかのような二つの肉の塊にギャラリーは驚愕した。
同時に翠の陰茎もビクリ、ビクリと跳ね上がり、断続的にミルクを何度も、何度も噴き出し、それは目の前で凝視していた男たちに振りまかれた。
翠は痙攣しながらソファに倒れ込み、白眼を剥きながら涎を泡と共に流して止まらない痙攣に身体をまかせ、その媚態をギャラリーに晒した。
射精が終わっているにもかかわらず、透明な淫水が翠の陰茎からだらしなく流すのを誰もが目撃する。
ついに、中折れ帽子には諭吉が投入された。