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貧困娼年の放蕩
【ショタ 官能小説】

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貧困娼年の放蕩-5


しょっぱくて苦くてどこか甘い。
久しぶりの男の蜜は複雑な味だった。
覚えている限りの性技を尽くす。亀頭の裏を吸い、棹に舌を滑らし陰嚢を這う。
まるごと咥え、ぐるぐると舌を這わせつつ喉奥で締め付ける。
そうやってザキの熱い男根を咥えながら、ボクはシャツを肩から抜いて行き、ショートパンツのボタンを外し、どんどん裸になって行く。

「よっく見ると美形じゃない、この子」

「髪も長くって、ちょっと見に女の子だよね」

「それよりさあ、この身体の無駄のなさ。贅肉とは無縁だし、そこそこ筋肉も乗っているし。脚なんてモデル級じゃん?」

「うっふっふ。それよりもさあ、この子ギンギンに勃起しているじゃない。小学生の男の子が大人の男のチンポ咥えて勃起して、腰を物欲しそうに振るって、犯罪的で凄っごいね」

ああっ、嗤われている。賤しい変態の男の子のボクが。
見られているっ。浅ましく肉棒を啜るボクがっ。
全裸の、賤しく肉欲に勃起したチンポを震わせて、お尻をパクパクさせるボクがっ。
ああ、カラダがっ。カラダが止まらないのっ。お尻の穴にぶっといのを入れられる気持ちよさが忘れられない。

「うん。このソファ広いし。シックスナイン行ってみようか」

そう言い放つとザキは服を脱ぎ始めた。

シックスナインって、あれ、お互いのチンポ舐めるって事?それ、凄っごくエッチで、刺激が強すぎる。ボクのからあっと今にミルクが出ちゃうよ、絶対。
ああああっ、ゾクゾクするっ。ワクワクするっ。そんなイヤラシイ事、こんな人が見ている所でっ。わあ、心臓がバックンバックンって、破裂しそうっ。

あ、これ、ちょっと先っぽしか。身長に差がありすぎっ。
あ、ああ、ああああっ。く、咥えられちゃったのっ。初めてこんなのっ。と、溶けちゃう。オチンチンが、と、溶けるっ!腰がっ、腰がガクンガクンって。感じて骨まで砕けそうっ!
やっぱり、本物のゲイの人って、全然違うっ!
駄目。ダメダメダメッ!あああっ!

翠の射精を口で受け止めたザキは、美食を味わうかのごとく舌なめずりして翠の精液を飲み干した。

「凄っげえイキっぷりだなあ」

「女のイクのよりよっぽど色っぽいじゃん、これ」

「身体が柔らかいのよね。普通あんなに身体が反らないもん」

「いやいや、あの美脚の絡みもいいね。そそるよ。ショタってこんなに良いとは思わなかった」

「女だってセックスすると色っぽくなるけどねえ。この子チョーゼツじゃない?ほら、あの蕩け切った顔。まるでなかキメてるみたい」

中折れ帽子の中に、何枚かの野口英世が撒かれる。
翠は潤んだ目でそれを見て、わずかに微笑んだ。


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