投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

Twin Guns 無敵の女刑事の最初へ Twin Guns 無敵の女刑事 32 Twin Guns 無敵の女刑事 34 Twin Guns 無敵の女刑事の最後へ

悪だくみ-2

マギーと華英は市長選挙時に在籍していた市役所の男性職員、全てに話を聞いて回った。梶山に投票した男性署員は殆どの者が既に辞職しており、再就職をしている者もいれば未だに職に就けない者もいた。佐川明子に投票した男性署員は全員残っている為に話を聞く事にさほど困難はなかった。取り敢えず殆どの者と面会して話を聞けた。マギーと華英は県警本部に戻り調書をまとめる。

「今日当たった人の中に犯人がいるかも知れないよねー。でも全然見当がつかないよー。」
椅子に座り背伸びをしながら言った。マギーはそんな華英をよそに聞き込みの内容をパソコンに打ち込んでいた。
「ねー、2人がグルとして辞めさせようと罠に嵌めた職員って、彼女らにとって何が理由で辞めさせようとしたと思う?」
マギーが華英に聞いた。
「えー、何だろう。きっと自分に不利にはたらきそうな人らを排除したのかなー。」
「本当にそうかしら?何か気づかなかった??」
「えー?別にぃ?」
マギーはため息をつく。
「ホント、華英って鈍感よね。」
「な、何よっ!?じゃあマギーは何か気付いたの!?」
「当たり前じゃない。」
「な、何に気付いたのよっ!?」
馬鹿にされた華英はマギーが何を言っても否定してやろうと息巻いた。
「多分ね、辞めさせた職員と残した職員の違いって、私達が考えてる程複雑じゃないと思うよ?」
「どう言う事??」
「私が思うに超単純なんじゃないかなって。華英を見てて気付いたわよ。」
ニヤッと笑うマギーに、また馬鹿にされたような気がした。
「な、何で私が関係あるのよ!?」
「フフッ、じゃあ聞くけど、華英、排除された元職員と、残ってる職員とに話を聞きに行った時、どっちがテンション高かった?」
「テンション??べ、別に意識してなかったけど…。」
「そうかな?華英、排除された元職員に話を聞いてる時って超テンション低かったよ?それに比べて残ってる職員の時は口数も多くて楽しそうだったわよね?」
「…そ、そうかな…。」
言われてみれば元職員に話を聞いていた時は退屈だったような気がした。
「それの何が関係あるのよ。」
「大アリよ。何でそうだったか…、それは排除された元職員の人らはみんなイケメンじゃなかった、残った職員の人達はほぼイケメンだったし、イケメンじゃなくても親が資産家とかでお金持ちだった。きっとその違いよ。」
「…」
確かに思い返せば自分のテンションはマギーの指摘した通りのものであった。それを見透かされた華英は思わず顔を紅潮させてしまった。


Twin Guns 無敵の女刑事の最初へ Twin Guns 無敵の女刑事 32 Twin Guns 無敵の女刑事 34 Twin Guns 無敵の女刑事の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前