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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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昨晩のこと (2) 妻のアナル-4

「本当にしてないんだ」
「うん、でも今度させてくださいって言われちゃった」
「なんて答えたの」
「だめだよってはっきり答えたよ」
「ゆきはその、今までもしたことないの?」
「うん」
 本当だろうか? オナニーの件もそうだが、ゆきだって私にすべてを完全にオープンにしているわけではない。
 大人の女性なら秘密のひとつやふたつあってもいい。
「もしゆきさえ嫌じゃなければ、してもいいんだよ?」
「嫌だもん。痛そうだしちょっと考えられないかなぁ」
「そっか」
 本当にアナルには抵抗があるのか? それはそれで少し残念な気持ちになる。勝手なものである。
 しかし次のひとことで一気に天にも昇る気持ちになった。
「でももしお尻でするなら……はじめてはパパがいいな」
「ほ、ほんと!? うれしいよゆき! 考えただけで興奮しちゃう」
「もしするなら……だよ? 実際には恥ずかしいし痛くて入らなそうだし怖くてできないかも……」
「わかるよ……でも今の言葉だけでも涙がでそうだった。ありがとう」
「うふふ。パパもお尻の穴でしたいって思ってたんだ。意外だな」
「うん実はね、言ったことないけどずっと思ってたよ」
「言えなかったの?」
「うん」
「なんで?」
「おまんこでも満足にできない俺が生意気過ぎるかなって。なんて切り出せばいいか全然わからなくて」
「そうなんだ。健気すぎる! やっぱりパパ可愛い!」
「今日はおちょくられてるなぁ」
「ほんとに可愛いんだもん!」
 またキスの嵐。可愛いのはこちらのセリフだ。

「なんかパパにだったらさせてあげてもいいかなってちょっと思っちゃった」
「これ以上言うと本気にしちゃうよ……」
「うーん、痛くてできないかもしれないけど。頑張ってみようかな」
「痛かったら無理しなくていいからね」
「ありがと。パパのためなら少しくらいの痛み我慢できそうだよ」
「俺の小さいから練習にちょうどいいかも」
「パパのが本番だもん。それだけでゆきは十分」
「でもさっき『はじめてはパパがいい』って、なんか二人目三人目がありそうな言い方だった」
「そういういじわる言うとさせてあげないよ……」
「ごめんごめん。もしゆきとお尻の穴でできたら一生の思い出になる」
「パパの嬉しそうな顔を見ると胸がきゅんてしちゃう」
 私にしがみついてキスしながらアナルバージンを捧げると言ってくれたゆき。
 最愛の女性と肛門でのセックスができるかもしれない。
 もうだめだ、興奮で腰の動きが速くなってしまう。

「ぁ!……イッちゃうの……? パパ」
「ゆきがそんなこと言うから我慢できない」
「ん……! ゆき……もう少しパパとこうして……いたいな」
 私に抱きついてきて、チュッチュッと可愛くキスしてくるゆき。
「そんなキスされたら余計に……」
 さっきこの目で見た格好で尻穴を拡げて見せて、恥ずかしそうに私のペニスの挿入を待つゆきが脳裏をよぎる。
「うぅ……イッていい?」
「あぁん! だめ……我慢して! んん……!」
 だめと言いながらゆきは私の下で腰をいやらしく上下させ押し付けて自ら快感を得ようとしている。
「ゆき俺を困らそうとしてない? そんな腰動かして……エッチすぎるよ……!」
「ゆきも……止まらなくなっちゃった! 気持ちいいの……!」
 私とのセックスでこんなに乱れるゆきを見るのははじめてかもしれない。
 いや、私の数少ない女性経験の中でもはじめての経験だ。
「やばい……いきそう!」
「まだいかないで! お願い……! あぁあん!」
 興奮でさらに強く腰を打ち付ける。

 人生ではじめて味わう、自分のペニスで女性を気持ちよくさせている実感。
 すさまじい征服感。セックスが楽しい。
 目の前の美しい女性が私のペニスに突かれて喘いでいる姿をずっとこうして見ていたい。
「今日のゆきすごいよ! こんなエッチなゆき見るのはじめてだよ……!」
「……だって! 気持ちいいんだもん! もっとゆきのこと気持ちよくして……ずっとこうしてたいの!」
 ゆきも同じことを考えてくれている。スローセックスとはまったく異なる幸福感といったい感。
 腰を捩って乱れ狂う女性。なんだこの恥ずかしい生き物は。
 男の前でこんな姿をさらすなんて本当にはしたない。
 こんな痴態を見せつけられて堪えられるわけがない。
「ゆきごめん……もう我慢できないよ!」
「やだやだ……いかないで! あぁああ! だめぇ……!」
 ゆきの動きはいっそう激しく、私にしがみつき動物のように腰を振っている。
 これが本当のセックスなのか。
 清楚な美しさが台無しの恥ずかしすぎる動きを恥ずかしげもなく繰り返す妻。
「ゆき! それ気持ちよすぎる……もういく!」
「ぁん! パパ……待って!」
「……出る!」
「ぁあぁああ!」
 ぎりぎりで抜いてゆきの腹に射精する。
 今日二度めにもかかわらず大量の精液が発射されて妻のなめらかな腹に飛び散った。


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