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妙子2
【その他 官能小説】

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妙子2-29

 「脱いだ下着に触ったって面白くないだろ」
 「違うよ。服を脱ぐから」
 「服を着てるからいいんだ。服を脱いだらついでに下着も脱げと言いたくなるじゃないか」
 「うん。だから全部脱ぐ」
 「その前にちょっと触らせろ」
 「いくらでもいいよ」
 「触り心地はあまり良くないけど、眺めは思った通りエロだな」
 「そう?」
 「そんな格好するな。自分の見たって面白くないだろ」
 「うん。でもどんな風に見えるのかと思って」
 「気持ち悪くて厭らしく見える。チンポが立って来た」
 「気持ち悪くて厭らしい?」
 「ああ。そういうのが最高なんだ」
 「研って変わってる」
 「少し太ってそこの形がますます良くなった」
 「本当?」
 「ああ。女らしさの極致だ」
 「ふーん」
 「よし。それじゃ全部脱いで貰おうか」
 「ねえ、その前に2人でシャワーを浴びようよ」
 「シャワーは後だ」
 「でも私汗かいてるから」
 「それがいいんだ」
 「汗かいてるのが?」
 「ああ。その汗の匂いにむせながら、舐めたり吸ったりして妙子の体を味わうんだ」
 「変わってる」
 「だいぶ太ったな」
 「研は前より痩せたよ」
 「うむむ。臭い」
 「だからシャワーを浴びようと言ってるのに」
 「動くな」
 「あっ。そんな所汚い」
 「うーむ。しょっぱい」
 「駄目、駄目よ」
 「駄目じゃない。お前小便チビッたみたいに濡れてるじゃないか」
 「それでもそんな所舐めないで」
 「何処だって舐めるんだ。動くな」
 「駄目よー。出そうだから」
 「何?」
 「そんなとこ舐めるとオナラが出そう」
 「オナラか。糞が出るのかと思って驚いたじゃないか。尤もオナラだってこんな所舐めてる時にされたら堪んないけどな」
 「早く入れて」
 「催促しなくても入れてやる。こっちも入れたくてしょうがないんだ」
 「アーッ」

 「ねえ、香水と口紅又元のやつに戻す?」
 「そんなの何でもいい。いや、口紅は真っ赤なやつがいいな」
 「真っ赤? 前は赤は赤でもローズ系だったんだよ」
 「いや、真っ赤がいい」
 「そんなのが好きなの? 似合うかな?」
 「似合わなくてもいいんだ」
 「どうして?」
 「俺のを咥えた時に真っ赤な口紅付けてるとゾクゾクする程感じるんだ」
 「それじゃ、その時だけ真っ赤な口紅付けるから」
 「普段も真っ赤な口紅付けてればチンポを咥えてる時のお前を想像するからいいんだ」
 「そんなの想像しながら私の顔を見てるの?」
 「悪いか? お前とやりたいと思ってたら悪いのか?」
 「ううん。悪くない。いつも私とやりたいと思ってて。でも研って意外なところがあるんだね」
 「意外な所って?」
 「一緒に住むようになるまではあんまり厭らしい話しなかったし、しつこく口説こうともしなかったのに、意外にスケベなんだなあと思って」
 「俺は根がスケベだと言っただろ」
 「うん。そう言う割にはあんまりスケベじゃないなって思ってたから」
 「俺は好きな女といると限りなくスケベな気分になる。男は誰でもそうなんだけど、俺は他の男と違う所がある」
 「どんな所?」
 「好きな女と一緒にいる時以外はあまり厭らしいことを考えない。たとえ久美みたいないい女が目の前にいても厭らしい想像なんかしない」
 「本当?」
 「ああ。だから口説かれてもなびかないんだ。あんまり精力が強くないのかも知れんな。本当に精力が強い奴は、女を目の前にすると相当なブスでも頭の中では裸に剥いて厭らしいことを想像するものらしい」
 「それなら精力なんか弱くていいよ」
 「いや。俺は弱いと言ってるんじゃない」
 「だから今のままでいい」
 「お前の顔見ながら厭らしいことばかり想像しててもいいのか?」
 「うん。私とやること想像してんなら構わない」


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