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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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昨晩のこと (1) 残り香-3

「Zのものをきれいにしてあげたのもおちんちんくんからのお願いだったの?」
「そうだよ」
「精子ごっくんしちゃったのも?」
「うん……すごく喜んでくれるし可愛いからつい……」
「あ、そういえばやっぱりあのときZの飲み込んじゃってたんだね」
「うん……」
「すごく興奮するよ。他にどんなこと言われたの?」
「うーん、やたら命令してくるの。もっと下のほうまで! とか、そこの段差しっかり! とか」
「段差って……」
「おちんちんの先っぽの膨らんでるとこ。気持ちいいんだって」
 Zに言われるがまま、丁寧にZのペニスを口に含み愛撫してしまっている。
「俺の妻がよその男にフェラをしこまれてるなんて興奮しちゃうよ」
「しこまれるってそんな……あれ、ひょっとしてそうなの……?」
「がっつり調教されてるよ」
「ゆき面白くって言いなりにちゃってたかも。バカな女って思われたかな?」
「ちょろい女とは思われたかもしれない」
「どうしよう……」
 両手で顔を覆って私の胸に甘えてくるゆき。頭髪の匂いが心地よい。
 いかにもフェロモンがたくさん含まれていそうな甘くて汗臭い香り。
 今度は鼻を押し付けても拒否されなかったので存分に堪能する。

「俺はそんなゆきが可愛くてたまらないって思いながら今話を聞いてるよ」
「おちんちんに名前つけるのは調教じゃないよね?」
「あの、まさか」
「僕に名前つけてって言われたの」
「つけちゃった?」
「そんなすぐ思い浮かばないし僕はおちんちんくんでいいでしょって言ったんだけど」
「うん」
「そんなのやだやだーって」
 他人棒と何をそんなに仲良く会話してしまっているのか。
 女性に自分のペニスの名前をつけさせ擬人化して愛着を持たせるのは古典的だが効果的なテクニックらしい。私には到底できない芸当だ。
「そのときマ○メロちゃんのマグカップがちょうど目に入ったから、じゃあ僕のお名前はマ○メロちゃんだよ? わかった?って言ったの。そしたら『え? マイペロちゃん?』って言われてマイペロちゃんになっちゃった。もうそれでいいやって」
 安直で下品な名前なのが逆にゆきとZの雰囲気の良さを表しているような気がする。
「そんな名前つけたら愛着が湧いちゃうよ」
「ひょっとしてこれもZくんの作戦……?」
「立派な調教の一環だよ。ゆきZに調教されちゃってる」
「うぅ……ごめんなさい」
 過去二回と比べるとやはりゆきとZの関係は一段階か二段階進展している。

 胸の中で私の乳首をつまんだり手のひらでころがしたりし始めたゆき。
 ゆきの頭ごしに、ぷりんと突き出た尻たぶが見える。
「そうやってマイペロちゃんをまた大きくしてあげたんだね」
「おねがい、その名前もう使わないで」
 脚をバタつかせるゆき。
「わかったよ。Zの大きくしたらまた欲しいなって思っちゃった?」
「うーん、どうしていいか分からなくて」
「どういうこと?」
「Zくんにまたされちゃう、逃げなきゃって思って終わりにしたの」
「もう一度してもよかったのに」
「大きくなるなんて思ってなかったからとにかくびっくりしちゃって。ドキドキしてそんなこと考えられなかった」
 私とのセックスでは経験のない事態に戸惑っていたようだ。

「それで急におしまいにしてシャワー浴びにいったんだね」
「うん。シャワー浴びてるときもまだドキドキしてた」
「エッチな気持ちにはならなかった?」
「なってたかも」
「Zとしたいって?」
「少し思ってた気がする。でもそれよりパパとしたい、早くシャワー浴びてパパに愛されたいって思ってたよ」
「俺とじゃあんなに気持ちよくなれないしイクこともできないのに?」
「そんなこと言わないで。ゆきはパパとのエッチが好きなんだよ、本当だよ?」
「うれしいよゆき。疑ってるわけじゃないけどどうしてそんなに俺とエッチしたいって思ってくれるの?」
 何度もした質問なのだが、定期的に聞いて確認したくなる。
「パパのことが大好きだからだよ、決まってるでしょ?」
「今も俺としたいって思ってくれてる?」
「うん……」


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