第4章 過去を振り返る。-3
その日の夜に早速友美からメールが来た。
(ヤッホー!やり過ぎ注意だよ?)
そんなメールの内容に恭子の卓球のユニホーム姿の写メが添付されていた。
「たまんねー!!」
俊輔はその写メに飛び上がり興奮する。体操着もいいがユニホーム姿はまた違った趣を感じさせてくれる。新しいオカズに俊輔はムラっとしてしまう。
「しかし何だよ、初めてするメールがやり過ぎ注意とか…。」
いきなりの下ネタメールに苦笑いする俊輔。取り敢えずありがとうの返信メールをした。
するとすぐにメールが返って来た。
(どう?興奮した??)
(したした!)
(写メあげたの、内緒だからね??)
(言わないよ、絶対!)
(じゃあ1枚100円ねっ?)
(金取んのかよ!?)
(ウソウソ!いーの撮れたらまたあげるよ。)
(サンキュー!)
恭子の写メを見ながらメールするが、矢継ぎ足にメールが来る為に落ち着いて写メが見れない。だが不思議と邪魔に思わなかったのは俊輔にとって女子とアドレス交換をしたのも、メールするのも初めてだったからなのかも知れない。それに友美の方から下ネタを振って来る。学校では出来ない女子との下ネタトークに俊輔は楽しみを覚えていたのであった。
(今から何回するの?笑)
(んー、2回かな!)
面と向かってであればきっと「しねーよ!」で終わっただろう。しかしメールなら不思議と少し大胆な答えが返せる。女子とエロトーク…、俊輔は興奮を覚える。そして面と向かっては絶対に聞けない質問を友美にメールした。
(そーゆー友美こそ、オナニーしてるの??)
女子に向かってオナニーと言う言葉を投げかける興奮…、少し勃ってしまった。この質問に対し今までテンポ良く返って来た返事が少し滞った。
(し、しないよー。)
きっと考え抜いた返事がそれだったのだろう。友美が恥じらいながらこの返事を書いたのだと思うと更にムラっとした。
(してるでしょ?絶対。)
(してないよ…。やり方分からないしぃ。)
(だって気持ちいいトコ触ればいいだけじゃん。)
答えに困っているのが手に取るように分かる。あからさまに返事のテンポが遅くなる。なかなか返事が来ない友美に連続してメールする。
(教えてあげようか?やり方!)
そうメールするとすぐに返って来た。
(ヤダぁ、俊輔のエッチ!と、とにかく写メあげたからね?じゃあお休み♪)
俊輔は恥ずかしがる友美にニヤニヤしながら返事する。
(あんまりやり過ぎるなよ?じゃあお休み♪)
そう最後まで意地悪いメールをしてメールを終えると、俊輔はさっそく恭子の写メを見ながらヌイたのであった。