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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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痴態-2

 Zのラストスパートはまだ終わらない。
 ラストスパートもほんの十秒ほどで終わる私と違い山が三つも四つもある。
 それだけで何度かイカされてしまっているゆき。
 粘り気を帯びた二人の性液が発するいやらしい音。
 ゆきの愛液が私以外の男のペニスに絡みつく様がありありと浮かぶ。

 またキスの音だ。
 互いに舌を絡めあい唾液を交換しないとこんな音にはならないはず。

 夫と淡白なセックスを繰り返す日々。
「激しいセックスってそんなに好きじゃないしこのくらいがちょうどいいよ」
 そう言って優しくキスしてくれたゆきが脳裏に浮かぶ。
 裸で抱き合いながら夫の遠慮がちなピストンを静かに受け止めて「こうしてるだけで幸せ」と目を閉じ、喘ぎ声というにはあまりにも控えめな、深いため息のような吐息を発するゆき。
 私が知っているゆきはそういうセックスをする女だ。

 今リビングにいるゆきは違う。
 今日一番大きな喘ぎ声を発して自分がまさに絶頂に達している最中であることを男に伝えている。
 私の知らないゆき。
 わざわざ男を喜ばせるようなことを言わなくてもいいだろう。
 ゆきの身体をたっぷり弄んで気持ちよくなった男が荒い息遣いとともにペニスを妻の身体から引き抜く。
 引き抜いたものがゆきの口内に乱暴に突っ込まれ、涙声でえずく妻。
 次の瞬間、聞きたくもない男の呻き声。
 おいZ、知人の妻の口内でいったい何をしているのか分かっているのか。
 おまえはつい最近まで、ゆきの美貌やスタイルを羨ましがるだけの立場だったじゃないか。
 私が特別に閲覧を許可したゆきの下着姿の写真で興奮していた、可愛い年下の男はどこに行った。
 こっそり貸し与えた妻の下着でオナニーするのが関の山だったはずのZ。

 そのZが、今ゆきの口内に極太のペニスを突っ込んで思う存分精液を発射している。
 もがき苦しむゆきのえずき声がさらに激しくなる。
 ちょっとやり過ぎではないのか。
 男におぞましい液体を無理やり注ぎ込まれているゆき。
 他人棒を小さな口に突っ込まれ眉間にシワを寄せて苦しむ可哀想な妻の姿を思い浮かべながら、私は大量の精液を放出した。


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