離-7
自分が引き起こした洋子の反応に嬉しくなって
執拗に乳首を指先で転がした。
「にったく・・・ん」
緩急をつけておっぱいを揉めば、また小さくいやらしい声を出す。
「ぃやぁ・・恥ずかしぃ・・・」
「しーっ・・・・ただ感じて」
ごろんとベッドに寝かせて
残りの衣類をはぎ取った。
俺と洋子の間を邪魔するな。
俺自身もはぎ取るように全てを脱いで
何の隔たりもないままに洋子とギュッと抱きあう。
温かい体温がジワッと俺に伝わって来る。
「あったかい」
髪を後ろに流して、そのまま耳元でそう呟けば
「フフ。くすぐったい」
と身をよじる。
「洋子。いつでも、いつまでもキミの体温を感じていたい。
だから―――
俺のささやく声が聞こえる距離にいて。
俺の吐息をいつも感じて」
「ん。ずっとそばにいるわ」
その言葉に刺激されて
俺自身がもうもたないほど興奮した。
「優しく出来なくてごめん」
今までのスローペースとは打って変わって
そう急に洋子を求める。
胸にあてがっていた手は身体を舐めまわして
腿にたどり着く。
じらして、その気にさせて懇願させようとしたくせに
もう俺が待てない。