エッチなサンタさん-3
そして、クリスマスイブの24日がやって来ました・・・
この年の24日は水曜日でした・・・
家は毎年、25日にケーキとお菓子が入った長靴を買ってくれました。おもちゃを買って貰えるのは誕生日だけでしたが、クリスマスにケーキとお菓子の入った長靴を、親に買って貰えるだけで嬉しかったのを覚えて居ます。
「じゃあ、明日は鶏肉やケーキを買いましょうね」
「ワァァイ」
「じゃあ、そろそろ寝ましょう・・・拓ちゃん、寝間着に着替えて」
母はそう言うと、私が着ていた普段着を脱がせ、パジャマに着替えさせてくれました。私が着替え終わると、母も衣服を脱ぎ、ベージュのブラスリップ姿になりました。丈は母の太股が隠れるか隠れないかぐらいで、時折落ちて来た肩紐を直して居たのを覚えています。母もピンクのパジャマに着替えると、化粧台で何かを塗り、髪の毛にヘアピンのような物を付けると、母は常夜灯を点け私達は布団の中に潜り込みました。しばらくして、母の寝息が聞こえて来たので、私はそっと布団を抜け出し、部屋のドアの鍵を開けると、そのまま布団に戻り眠りに付きました。
どれくらい時間が経ったか分かりませんが、私は何かの物音でウトウトしながらも、目を開きました。最初はよく分かりませんでしたが、母の掛布団が持ち上がり、母は四つん這いの体勢で、誰かと会話しているようでした。
「イヤ・・・お、大声出しますよ?」
「ハァハァ、ぼ、坊やの頼みを聞き入れて上げようと、こうしてやって来たんじゃありませんか・・・」
荒い息をしながら、布団の中から男の声が聞こえました。
(ウワァァ、サンタさん本当に来てくれたんだぁ)
サンタさんが私の頼みを聞き入れ、家にやって来てくれたのは嬉しかったのですが、私は子供ながらに、見てはいけない事のような気がして、寝た振りをしながら薄目を開けて、母に視線を向けました。
「ダメェ・・・拓ちゃんに・・・イヤァ」
私は目が慣れてくると、母の格好がスリップ姿になっている事に気付きました。右側の肩紐がずり落ち、右側の母の巨乳が露にされ、背後から何かが母の胸を揉んで居ました。子供ながらに、サンタさんが母の胸を揉んで居る事は分かりましたが、私はそのまま様子を見て居ました。
「アァァ・・・奥さん、奥さんの胸、柔らかくて大きくて、揉み応えありますよ」
「イヤァァン、ち、乳首を・・・ンンン、コリコリしないでぇ」
母は、甘い声をしながらも、髪を振り乱して嫌々をしていましたが、サンタさんは止めようとはしませんでした。突然母がビクリと動き、
「ダ、ダメェ・・・脱がさないでぇ」
母は悶えながら、右手を後ろに回してモゾモゾしていましたが、直ぐにビクビク身体を痙攣させると、
「アァ、ダメェェ、舐めないでぇぇ・・・」
母はサンタさんに哀願しますが、サンタさんはそんな母の願いを無視して、舐め続けたようでした。サンタさんが、母の何処を舐めて居るのか、当時の私には知る由もありませんでしたが、母がサンタさんに、エッチな事をされているのは分かりました。
「酷い、酷い、酷い・・・ど、どうして!?」
母は、何とか抵抗して止めさせようと試みますが、サンタさんは母の耳元まで顔を近づけ、白いお鬚が母の顔に触れました。サンタさんは、興奮しながら母に小声でささやき、
「ハァハァ・・・奥さん、坊やの為ですよ」
「た、拓ちゃんの!?な、何を言って・・・」
「坊やはね、私に必死にお願いしたんですよ。サンタさん、弟か妹を下さい。じゃないと、僕寂しくて死んじゃうってね」
「エッ!?」
(僕、そんな事言ったっけ!?)
サンタさんの言葉に、思わず母の抵抗が止み、私はそんな事をサンタさんに言った覚えが無く首を傾げました。サンタさんは、更に母を口説きに掛かり、
「だから私が、坊やの必死な頼みを聞いて上げようと、奥さんに私の子種を授けに来たんですよ」
サンタさんはそう言うと、そのまま母に口付けしました。母は嫌がり、何とか顔を引き離すと、
「ま、待って!ほ、本当に拓ちゃんがそんな事言ったの?寂しくて死んじゃうって?」
「エエ、だからこうして・・・」
「ま、待って!だったら、主人としますから、主人と赤ちゃん作りますから、だから、今日の事は忘れます・・・だから帰って!」
母は、サンタさんがしたエッチな事は忘れるからこのまま帰って欲しいとサンタさんに訴えますが、サンタさんは少し声のトーンを落とし、
「でも奥さん、旦那は子作りに乗り気じゃ無いんだろう?」
「エッ!?そ、それは・・・」
母はサンタさんに図星を差され、思わず言葉に詰まりました。サンタさんは、更に言葉を続け、
「奥さん、坊やは来年のクリスマスまでに弟か妹が出来なかったら、僕死んじゃうって言ってるんですよ?良いんですか?」
「そ、そんなの困ります!しゅ、主人だって、拓ちゃんの必死さが伝われば・・・」
「奥さん、きっと旦那さんは、子供の言う事だから、その内忘れるって言うんじゃないですか?」
「・・・・・」
母は思わず無言になりました。父の性格からして、サンタさんが言って居る事は間違っては無い事はこの時の私にも分かりました。父は、いつも私の言う事は話半分で聞いて居たのですから・・・