中学生デート2(初デート開始)-1
オマケ【中学生デート2(初デート開始)】
プラトニックを誓った初デートがノーパンの危機!
一時はどうなるかと危ぶまれたが、真希の逆鱗に触れた真奈美が、下着を買いに行ったことで、真希はようやく安堵の息を吐いた。
「ふう、やれやれ。しかし、自分の娘をエッチにしようとするとは、とんでもない母親ね」
しかし、その言葉ほどに、真希は真奈美を責めきれなかった。母親がそんな風になったのは、全て自分の愛する男、潤の責任だったからだ。
レイプのターゲットにされた自分を守るために、真奈美は自身の女体を差し出していたことを知った。
何度も犯される度に精神までも犯されていく。真奈美は自身の心を守るために、どんな理不尽な性にも悦びを見出だすようになった。そして芽生えた悦びにすがりついた結果、真奈美は淫乱な女へと変貌してしまったそうだ。
そう潤から聞かされた真希は、真奈美の淫乱な行為を詰りはするが、軽蔑することはできなかった。
(本当に軽蔑すべきなのは…)
それはもちろん、真希が以前から恋心を抱いていた潤だった。一連のことを知り、裏切られた思いで1度は憎もうとした。しかし、肌を重ねる中で、潤の心根の優しさと、自分に向ける好意を知ってしまった。
真希は自分の心に従うことにした。
その結果『あたしの意志の強さと愛があれば、潤くんを更正させることができる』と真希に思わせるに至った。
真希の思考は単純で、その強いボランティア精神を含んだ想いが、今までにも増して、潤への気持ちを膨らませてしまう結果となったのだ。
「取り合えず、服を着ないと」
このまま裸で待っていても仕方がない。真希は下着以外の服を着るために、風呂上がりの女体に巻いたバスタオルをハラリと外した。若々しい肌が拭き残しの水滴を弾いていた。
いつもは下から穿くのだが、無いものは仕方がない。真希はつい最近、サイズアップで新調したブラジャーに手を伸ばした。
いつものルーティーンではない違和感を感じつつ、下半身が裸の状態のまま、ブラジャーを付けた自身の姿を思い浮かべた。
「やだ、ちょっとエッチかも…」
これが【下あり上なし】だったらそうでもないが、下半身剥き出しでのブラジャー姿は、自分でも卑猥に思えた。
朝から両親のイチャつきから始まり、真奈美の勃起した乳首や、割れ目に食い込んだ卑猥な下着を立て続けに見てしまった。そして、極めつけはノーパン騒ぎだった。その影響なのか、真希の思考は少し卑猥な方へ引っ張られていた。
案の定、ブラジャーを身に付けるときに見た乳首が、今朝の真奈美のような昂りを示していたが、それは見なかったことにした。
選んだブラウスのトップスを着て、靴下を穿いたが、大事な部分を隠すスカートは、まだ穿かなかった。
(どうしよう…)
真希が躊躇したのは仕方がなかった。もし、思考の迷路に迷い込み、知らず知らずの内に濡らしてしまったら、とんでもないことになる。もうスカートの替えは無いのだ。
(下着さえ穿けば変なことは考えないはず…)
真奈美が下着を買って帰るまで、少しスースーするが我慢することにした。
真希は居間のソファーにバスタオルを敷き、その上に腰を下ろした。落ち着かないのでテレビを付けたが、それでノーパンでいることの気が紛れることはなかった。
自ずと視線は気になる剥き出しの股間に移ってしまう。上着を着、靴下を履いている分、股間丸出しが浮き出ている状態だ。
真希は知らず知らずの内に、足を開き、薄い陰毛越しに割れ目の中を覗き込んでいた。
「や、やだ…」
はっとして、直ぐに視線を反らすが、一旦自身の異常な状態を見てしまうと、余計に意識してしまった。視線を反らした分、その卑猥さの妄想が膨らんでいき、それとともに、ムラムラとする感情も膨らんできた。
「やだ、オナニーしたくなったかも…」
誰も居ないのだ。ポロッと正直な言葉が出てきても仕方がなかった。
「ダメダメ!デートの前にオナニーなんて!」
真希は慌てて首をブルブルと振って、その思いを打ち消そうとした。
しかし、真希が意識しないようにすればするほど、それが反対に思考の迷路に入り込む結果となってしまうのだ。
真希の脳裏は、オナニーで快感に浸る自身の妄想に囚われてしまった。