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彼女の『お姉たん』
【学園物 官能小説】

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星空が僕たちをつないだ☆-1


 この離れ島には、夜にライトアップやイルミネーションは いらない。
 空が晴れてさえいれば、星空がイルミネーションより輝き、月が島をライトアップしてくれる。

 
 10月はじめの夜、僕ときょう子は山道を登って、山の中腹の広場にやってきた。そこからは海と、北東から西にかけての星空が見渡せる。
 「こんな感じかな……」きょう子は赤いライトで星座早見盤を見て言った。「冬至の日の日没のころって、こんな感じの星空が見えるのね。」
 「うん。」僕が言った。「実際には、日没した時には星は まだ見えないけど……」
 
 僕ときょう子はC学2年生。この島で二人だけのC学生だ。冬休みの前に「陸土(=島でない陸地)」の科学館で開かれる、本物のプラネタリウムを使った「プラネタリウム解説競技会」に参加するから、そのネタの下調べにやってきたんだ。

 「『昴宿(ぼうしゅく)』っていうのね……」
 きょう子が指さした方に、小さな星が小さくまとまった「すばる星」がのぼっていた。10月でも夜が少し深まると、冬の夜空のシンボルが東の空に姿を見せている。
 「あんな所なのね。冬至の日の日没には、昴宿は東の空まだ低い所にあるのね。」
 「うん……」僕はポケットから小さな単眼鏡を出して、きょう子に渡した。きょう子はしばらくそれですばる星を見ていると、
 「いけない…… この島でも10月の夜ふけになると冷えるのね。あんまり夢中になってたら、オシッコしたくなったわ。」
 と言って、僕に単眼鏡を返すと、ズボンとパンティーをいっしょにずらした。

 暗い山の中で、きょう子のお尻が 二つ連なった満月のように白く輝いた。そのお尻が地面に接するほど低くなると、かすかな音をたててオシッコがその下にたまり始めた。
 「僕も……やっていこ。」
 僕もきょう子と同じように、ズボンとパンツをずらせて、しゃがんでオシッコを始めた。横を見ると、上を見つめているきょう子の瞳には、昔の少女マンガのように星が輝いていた。

 「うわ…… まずいな。」きょう子が言った。「ペガスス座のあたりの人たちから、私たちのオシッコしてるの丸見えだ……」
 見上げると空の真上あたりに、四つの星が四角に並ぶ、ペガスス座がある。
 「でも……」僕は言った。「僕たちの姿が、あの星に届くの 何十年後のことなのかな……?」

 オシッコを終えたきょう子が立ちあがった。
 パンティーを上げる時、きょう子は身体を前に曲げて、おチンポをその奥に押し込むのが見えた。
 


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