オマケ②純愛ＶＳ淫乱-6
しかし、その恥ずかしい姿の潤本人よりも、真希は自分の方が恥ずかしく思えてクラクラした。
その一方で、女の悦びに目覚めつつある女体は、それまで以上の興奮も覚えて、割れ目の中には愛液を溢れさせていた。
「真希、そのまま固まってたんじゃ、潤くんが可哀想でしょ。色んな意味で」
聡明な真希は、色んな意味を理解した。
真希は、舌を出して潤のモノに顔を近付けると、亀頭の先の先走り液をペロペロと舐めながら、恥ずかしい下着を脱がしていった。
下着が脱がされても、潤の肉棒は天を向いたままだった。真希はその肉棒を握ると、角度を下に向けて口の中に頬張った。
「んぐぐ…」
「はうう」
快感で腰砕けになりそうなのを、潤はなんとか堪えた。
潤の悶え具合を見た真奈美は、改めて真希の素質を実感した。
「真希、いいことにしてあげるから、もう少し足を開いて」
真奈美の声に真希は素直に応じた。割れ目が開いた途端、太ももに愛液が流れるのを感じた。
「うふふ、エッチなオマンコ」
てっきり指でされると思っていた。しかし、その声が自分の股の下から聞こえてきたので、真希はゾクゾクしながら真奈美の顔の上に腰を下ろした。
ムチュ…
愛液の溢れた割れ目が真奈美の開いた唇に重なった。真奈美はピチャピチャと卑猥な音を立てながらそれを舐め始めた。
「むうぅっ…」
快感で真希の眉間に皺がよったが、その表情に潤の興奮は増した。母親に責められながら自分に奉仕しているのだ。潤はその卑猥な光景を前に、あっさりと我慢の限界を迎えた。
「ううっ、真奈美さん…」
それだけで潤の状態を理解した真奈美は、真希の股間の下からスルリと抜け出した。
「むっ？」
母親からの甘美な刺激が止まった真希は、喪失感を覚えた。
「横になりなさい」
そう耳元で囁いた真奈美が、自分の女体を支える仕草をしたため、より多くの快感が味わえる準備のためだったと真希は理解した。
潤の肉棒から口を離した真希は、真奈美に女体を預けた。
真奈美に支えられながら、仰向けになった真希は、潤を迎えるために足を開いた。
「これで最期だからね…」
とろんとした目をしてても、真希は釘を刺すのを忘れなかった。
しかし、今の潤にとっては、それを気にする余裕はなかった。とにかく目の前に開かれた魅力的な淫口に、いきり起った男を突き立てるだけだった。
淫らに濡れた淫口は、それをズリュリと受け入れた。
「いやあああん」
愛する男に抱かれる悦びを知った女体は、快感にのけ反った。
「あっ、あっ、いい、あん、あん」
快感に女体を震わす真希だったが、芯の部分がまだ残っていた。
「ああん、ああん、さ、最後よ、ああん、さ、最後、あっ、あっ、もっと、ああん、最後なのおぉ」
真奈美は『最後、最後』と繰り返す真希のしぶとさに、初めは呆れ返っていたが、ふとあることに気づいた。
(これってもしかして、潤くんやあたしにじゃなくて、自分に言い聞かせてるのかも)
そうだとすれば、することは一つだった。
「ええい、うるさい！オマンコでも舐めてなさい！」
真奈美は正常位で喘ぐ真希の顔に跨がると、その口に淫らに濡れる割れ目を押し付けて、その言葉を封印するように擦りつけた。
ヌチュッ、ヌチュッ
真希の口からその言葉を奪った真奈美は、目の前で顔を突き合わす潤にウインクした。
(せっかくだからね)
そして真希から見えないのをいいことに、その恋人の唇を奪った。
真奈美は、蠢き始めた娘の舌の動きを股間に味わいながら、その娘の恋人とのディープキスを堪能した。
(ああん、サイコー♪)
真奈美は淫乱な母娘に近づけた悦びに、女体を震わせた。
潤に突かれて、女体を駆け巡る快感。
母親が揉みしだき捏ねる乳首へのゾクゾクする刺激。
そして、自身が母親に対して行う行為の卑猥さに、真希の脳裏にその言葉が浮かんだ。
(堕ちそう…)
おしまい。