連鎖-4
けれども櫻井との性交渉を重ねるうちに、自分のだらしない部分が浮き彫りになったような気がして、そんなふうに反省しながらも異性と交わる悦びを感じていた。
だから円藤が挿入の意思を示した時にも、遥香は素直に脚を開いて彼を受け入れた。
「ん……あん……うん……」
めくるめく官能が理性を蝕んでいく。
ぐちゅん……ぬちゃぬちゃ……くちゅくちゅ……くちゅくちゅ……。
ベッドの上で、少女は湿った雌蕊(めしべ)を貫かれる。そこから溢れる愛液は白く、太ももやシーツを汚しても後から後から滴ってくる。
「エロい顔してるぜ、遥香、ロリータのおまんこは最高だなあ……」
「先生、いっちゃう、私、いく、あ、あ、いく、いく……」
普段はセーラー服の似合う中学三年生の遥香だが、ベッドの上で見せる表情はどこか大人びていて、円藤と絡み合うたびにその色気は磨かれていく。
「先生、もっと……」
遥香は円藤にしがみついた。股間と股間をくっつけて、腰のリズムをだんだん速めていく。子宮の辺りが熱いのは、オルガスムスが近い証拠だ。
縮み上がるような恍惚を味わいながら、遥香はあっけなく果てた。眩しいほどに溌剌(はつらつ)とした肉体美を惜しげもなく晒し、絶頂の余韻を噛みしめる。ベッドのたわみに背中をあずけていると、どこまでも沈んでいくような気がした。
幼い肉体と交われたことに満足したのか、円藤は情けない顔で陰茎を引き抜いた。どうやら射精したらしく、遥香の膣口から白濁した粘液がどろっとこぼれてくる。
汚れたペニスを遥香は口を使って綺麗にした。すると萎えていた竿がふたたび亀頭を持ち上げ、そのまま遥香の下半身に重なりにくる。
「あうう……」
すでに複数回絶頂している遥香の体は、円藤の挿入によってさらに感度を増し、四つん這いの姿勢で後ろから突かれた時など、知らず知らずのうちに遥香のほうも腰を振っていた。その一発一発が脳天にまで突き抜ける。
「あっ……あっ……んっ……気持ちいいっ……」
その台詞は遥香の口からもたらされた。育ち盛りのみずみずしい乳房を揺らしながら、逆らえない立場にある円藤のしたいようにさせてあげた。
それでもセックスは一時間ほどで終わり、およそ六回ものオルガスムスを果たした遥香はさすがにくたくたになり、持参した着替えに手を伸ばしかけた。