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吸血学園 ZERO
【学園物 官能小説】

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新理事長の罠-1

私立八光学園 新理事長の西田はひとり、自宅のソファでくつろいでいた。
まもなく授業が終わる。芽衣子はすぐにやってくるだろう。
西田の口元に思わず笑みが浮かぶ。

(・・・芽衣子・・・)

ここ数週間、西田は芽衣子を自宅に呼び寄せて毎晩と言っていいほど酒の相手をさせている。
芽衣子が西田のセクハラに逆らえないのには理由があった。
前理事長である栗原が政治家への不正献金と贈収賄の疑いで逮捕され、理事長を辞任。
娘である万里も別件で退学処分になるところを、白木芽衣子の嘆願により現理事長である西田が保留にしているのであった。

まだ高校生で酒の飲めない芽衣子に西田は媚薬入りのジュースを与えている。吸血一族の生き残りである西田の血と精液がブレンドされた深紅の色のジュース。その魔薬を芽衣子はすでに後戻りできないほどに摂取している。
吸血一族の血と精液を飲んだものはその宿主に対する衝動が湧きおこる。
それは・・・
(・・・性衝動・・・)
白木芽衣子の、あの高校生とは思えない日本人離れしたグラマラスな肉体を初めて目にしたとき、西田は久しぶりに胃の腑が燃え上がるほどの劣情を覚えたものだった。

しかも白木芽衣子は明らかにまだ男を知らない処女であった。

新理事長に就任して以来、西田はことあるごとに白木芽衣子を理事長室に呼び寄せ、そのカラダの隅々を舐めるように目で味わいながら、じっくりと時間をかけて媚薬を投与してきた。そしてとうとう今夜、白木芽衣子が自分のものになる・・・

(・・・ああ、芽衣子・・・早う来い・・・早う・・・)

50代を迎えてなお猛々しい股間のものが蛇のように疼いてたまらないのだった。

(・・・ナマ・ナマ・セベシオン・・・血よ、血よ、永遠なれ・・・)

西田の口の端からよだれが滴っている・・・


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