全国大会へ-10
電話が鳴った。
「孝太郎、彩月ちゃんて言う子から、電話よ。」
「おう、どうしたの…うんうん…あー…うんわかった、そこにいてね。」
近くの公園にいるから、会いに来てといってきた。
ブランコに座って揺れている。
「もう暗いから女の子一人では危ないよ。」
「あ、先輩、すみません、よびだしたりして、どうしても今日、あの……えっと、…をしてほ…て。」
「え、聞こえないよ、なに?」
「あーん、キスしてください。」
「ここで、するの。」
「だって、ほかに。」
「俺の部屋に行こうか。」
「いんですか。」「裏口からはいったら分からないから。」
孝太郎の部屋に入ると、彩月から抱き付いてきた。情熱的なキスだ。
「アソコ触ってください。」
ショーツのなかを触る、濃い陰毛をかきわけてヌメリを触る。
「嬉しいです、あん、もっと。」
スカートをまくってショーツを脱がした、片足をベットに乗せて足を開かせた。楽に2本指が入る。
「先輩、入れてもらってもいいですか?」
「時間が無いから、早く終わらすよ。」
「すみません、お願いします。」
後ろから入れた。肛門に唾液をたらして指を入れてかき混ぜる。
「お尻、気持ちいいです、突いてください、いいです、いいです、ありがとうございます。」
ひんやりした尻が気持ちいい。
「出すよ、いいか。」
「もうすぐ生理なので、中に出してください。」
「わかった、いくぞ。」
ピッチを上げた。
「で、出るよ。う、う」
思いっきり奥にだした。
「私もいきました。」彩月は拭かずにそのままティッシュをはさんでショーツを履いた。アソコを触って、匂った。
「先輩の匂いです、いい匂い。」
「彩月、お前も相当変態だな。おれ
のパンツでオナニーしただろ。」
「あ、え、そ、そんなのしません。」
「お前それ、したって言っているのといっしょじゃん。」
「あん、言わないでください。」
「彩月は楽しいな。お前といるとホッとするよ。」
「ほんとですか?嬉しいです。」
「もういいから、早く帰りな、電車無くなるよ。」
「はい、ありがとうございました。さようなら。あすみません、もう1回だけキスを。」
「あ、いいよ。」彩月は可愛いし、従順だが、吉見の好みではない、可哀想だが、遊ぶだけで恋愛の対象ではない。
朝、ホームで電車を待っていると、肩をトントンとされる。
振り向くと架純だった、綺麗だ、高校生とちがってメイクアップしているので大人の女を感じる。
「おはよう。」
「おはようございます。」
「今日の夜は、空いてるよね。」
「はい、6時ぐらいになりますが。」
「いいわよ、ここの待ち合いで待ってて。」
「はい、わかりました。」
一緒に乗り込む、乗客は多いい、ドア近くで立っている。
架純が孝太郎の股間に手を乗せたまま、話し掛けてる。
「今日は、私がご飯作ったげるから、お腹空かせて来るのよ。」「あ、ありがとうございます。」
電車を降りると、麻理子が待っていた。
目がつり上がっている。
「打ち上げ、盛り上がったみたいね。商業の女子まで呼んで、キャバクラみたいに。」
「キャバクラは無いけど楽しかったよ。」
「どうして、私に言わなかったの。」
「麻理子、帰ってしまうし、連絡できないじゃん。」
「そんなの……さい…に……て。」
「おい、こんな所で泣くなよ。」
「くやしい、くやしい、いやだ、私を……よけものにして。孝太郎、謝って、私に謝ってよ。」
「ごめんね、俺が悪かったよ。もっと麻理子を大事にするから、機嫌直してね。ね。」
「うそだ、私のこと、鬱陶しい女と思ってる、取り敢えず謝っとけばいいとかで。」
「どうすりゃいいんだよ。もういいよ、バイバイ。」「バカー、もう知らないからね、死んでやる。」
「おい、おい、それはあかんやろ。」
「私を一人にしたら、何するかわからないよ、後悔しても遅いよ。」
「どうしたら、いいか、教えてよ。」
「今日、家に来て。」
「今日はダメだよ。じいちゃん見ないと。」
「じゃぁ、明日は?」
「午後からなら いいよ。……ごめんね、ほんとにごめんね、麻理子、大事にするから、ね 笑って。」
「わかったわ、私も感情的になりすぎたのは分かってるけど、孝太郎がいろんな女からチヤホヤされるのが、我慢できないの。特に汚ならしい商業の女。」女は直感で自分の敵がわかるみたいだ。
「俺が、誘われても、行くわけ無いじゃん。麻理子とは比べられないよ。」
「分かってるけど、孝太郎にやけてるし。」
「そりゃ誰でも、誉められたら、嬉しいけど、麻理子は本命彼女なんだから、自信を持ってよね。」
麻理子は本命彼女のところで表情が変わった。
「生理前はイライラして、ごめんね、土曜は昼からでいいから絶体来てよ。」
「うん、分かった、さあ行こう、遅刻、確定だな。」
学校は午後の授業はなくなった。昼飯を食べてから、競技場に向かった。
ウエイトトレーニングとスピードトレーニングを繰返した。
時間があるので、ゆっくりと
毎日、どれだけ、限界まで追い込めるかで結果は変わってくる。
ヘトヘトだ。
電車の中では爆睡してしまった。
6時前にはついた、まだ架純は来ていない。
待ち合いで待っていると、又眠ってしまった。
「おい、起きろよ。」よだれをふきながら、目を開けると架純が立っていた。
「あ、すみません、寝てしまって。」
「疲れてるみたいね。大丈夫、今日は辞めとく?」
「いえ、スッキリしました。行きましょう。」