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熱闘!全裸体育祭
【教師 官能小説】

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第21話 『ダンス、ソーラン、組体操』-2

 プログラム13番。 Cグループによる『ソーラン節』

 昼休みを経て行われた最初のプログラムは、勝敗とは関係がない学年演技だ。 プログラムの順番には、食べたばかりでは競技に万全のパフォーマンスが発揮できない点を考慮し、腹ごなしな側面もある。

 全裸の生徒達が大股を広げて踊る様子は、網を曳く仕草といい、艪を漕ぐ様といい、健康的で見栄えする。 生徒は皆が笑顔だった。 1、3組は出来過ぎた笑顔が作りものっぽかったが、真ん中で踊る2組からは、開き直ったというか、真剣に楽しんでいるというか、眺める南原まで楽しくなってくる雰囲気があった。

 『ソーラン、ソーラン』や『ドッコイショ、ドッコイショ』という掛け声パートでは、ウェーブのように端から端へ順番に首輪が明滅する。 『チョンチョン』と動きを揃えるところでは、全員の首輪が一斉に光る。 ということは、生徒たちは動きに加えて『自分が絶頂して首輪を光らせること』も踊りの演出に取り入れていた。  

 それにしても、と南原は思う。 波うつ乳房といい、がっつり広がるお股といい、生徒達は堂々と振舞っているし、体つきも実に健康的だ。 無駄な脂肪がまるで見当たらない。 動きに羞恥心が全くないからか、全裸に対する違和感もない。 中途半端に恥ずかしがりながら踊っていれば、逆に卑猥でみっともなく映っただろう。

 やると決めたら断固やる。

 どんなことにも一生懸命。

 生徒たちが落とす玉のような汗を眺めるにつけ、南原自身が日々心掛けている訓示を少女の中に見た気がして、南原は大きく頷くのだった。

 プログラム14番。 Bグループによる『組体操』

 続いて行われた上級生による集団演技。 南原は、自分が幼年学校時代に組体操でてっぺんを勤めた経験もあり、組体操と聞いただけで郷愁を覚える。 表情は、ソーラン節の笑顔に対し、全員が見事なまでに無表情。 組体操には組体操の、然るべき顔つきがあるんだろう。 確かにヘラヘラ笑いながらピラミッドを組む様子など、相応しいとは思えない。

 『扇』『大砲』『波』『風車』『ヘリコプター』

 懐かしい演技ばかりだった。 下級生より一回り大きく育った乳房が、波や大砲として弾む様子は迫力がある。 動きは俊敏でメリハリがあり、股が裂けようが乳首が勃起しようが、恥ずかしがる素振りは微塵もなかった。 

 『カタパルト』『ポセイドンの柱』『歩行ピラミッド』『六段ピラミッド』

 10人以上で1つの作品をつくる大技に移る。 あっさりとクラスメイトをリフトする生徒たち。 豊満な肉づきと逞しい筋力、バランス感覚はそれぞれ相反するはずなのだが、少女たちはどれも確り両立している。 

 最後に見せた『六段円塔』は圧巻だった。 立ち上がった高さは、校舎の3階に達するほどだ。 全員が立ち上がり、完成したところで10秒間の静止。 過負荷で震える筋肉の痙攣を見逃せば、まったく動かない完全な静止だ。 最後に組体操を指揮していた生徒が『全員絶頂!』と号令をかけた瞬間、パァッ、塔の一部になった少女たち全員の首輪が光る。 全員が僅かに腰を後ろに捻り、お尻をつきだしていたが、縦にならんだ20個を越すお尻から同時に大量の液体が迸った。 色から察するところ、グリセリン浣腸だ。 演技途中で浣腸液を補充していないということは、演技に入る前から全員に、この時のために浣腸を施されていたことになる。 浣腸による排泄衝動を堪えてずっと演技していたなら、実に大したものだ。 こればかりは来賓からも盛大な拍手があがり、南原も心から拍手を送った。 

 ……と、南原の脳裏にある考えが浮かんだ。 待てよ。 演技の直前に浣腸をする時間的余裕があっただろうか? 食事、Cグループ鑑賞時間、特にBグループ生の応援席に動きはなかった。 浣腸をするタイミングはなかったはずだ。 ということは、いつ彼女たちは浣腸したのか。 もっとも有り得るのは『開会式前に浣腸』し、今までの競技を含め、ずっと便意を我慢しながら振舞ってきた――……。

「まさかな。 そんな訳ないな……」

 南原は誰に言うともなく独りごちた。 グリセリン浣腸をジッと堪えるだけでも大事なのに、走って投げてほじってイッて、その上で我慢させるなんて狂気の沙汰だ。 有り得ない。 ただ、じゃあいつ浣腸したかとなると、明確な予想は浮かばないのも事実。

「……」

 築いた塔から生徒達が誇らしく浣腸液を飛ばす間、南原は黙って高らかに拍手を続けた。 生徒達がどれほど困難を経てこの状況にあるのか定かではないが、少なくとも万雷の拍手に値するのは事実だ。 ならば彼としては拍手で応え、称えるのみ。 排泄した液体が沁みた砂は、生徒達が口に含んで回収した。 組体操にかかった時間、凡そ10分。 南原にとって特に印象に残る演技になった。



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