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熱闘!全裸体育祭
【教師 官能小説】

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第21話 『ダンス、ソーラン、組体操』-1

第20話 『ダンス、ソーラン、組体操』



 集団競技の終了に合わせて放送が『午前の部終了、昼食休憩の後、40分後にプログラム再会』を告げた。 と、隣に見知らぬ生徒が侍っている。 それまでジッと身じろぎしなかった生徒会長が僅かに尻を震わせたので、ようやく南原は気が付いた。

「あ、もしかして交代かい?」

 南原の視界下限にて、パチパチ、瞼をしばたたせている生徒会長。 視線で南原に首肯する。 南原が椅子をたち、生徒会長は起きあがって埃を掃った。 恭しくお辞儀した生徒会長に代わりに、やってきた生徒は地面に額づくと、第5姿勢のマングリ返しで尻をめいいっぱい横に拡げた。 南原は静かに腰を下ろす。 さっきまでの座高が高い椅子と違い、視点は低いが安定しており、座り心地がふかふかだった。 少女の尻は安産型かつ肉厚で、驚くほどに温かった。

「お食事は何になさいますか? 軽食であればご希望に沿うよう努めます」

 教頭が尋ねる。 南原はさほど空腹ではなかったので『サンドイッチ』を頼んだ。

「畏まりました、すぐにもってこさせます」

 そういうと、教頭は放送設備を操作する生徒の下へ行き、二言三言マイクに話す。 ものの5分も経たないうちに、全裸の少女が、乳首から鎖でぶら下げたお盆に『サンドイッチ』を携えて現れた。 ハム、卵、ツナ……オーソドックスな具材が揃ったミックスサンド。 南原が御礼をかけて盆を受け取ると、少女はその場で膝をついて背中を反らす。 両腕を背中に回して後ろに伸ばし、少女は地面に手を突いた。 豊満な乳房が、たゆんたゆん、両脇に外れて谷間の底が姿を現す。 ちょうど平らになった胸の谷間は、少女が仰け反っているため、物をのせるのにピッタリだ。 乳房同士が最も接近する乳根には透明なコップが挟まっていて、八分目まで水が盛ってある。

 かぱっ、少女が口を拡げた。 口腔は、舌の先が隠れるまで並々と水を湛えていた。 加えて少女の鼻先だ。 右の孔先からは黄色いつぶつぶ入りの練り物が覗き、おそらくはマスタードだろう。 左の鼻にはワサビだろうか、緑色をしたペースト状な何かが詰まっている。 察するに『ミックスサンド』用のアクセントだ。 こうなると目の前に跪いた少女が意味するモノは瞭然。 自分の体を料理の『皿』に供出し、顔の穴が香辛料置きというわけだ。 

「口の中の水は、それは僕に呑めということ?」

 南原は『皿』になってピクリとも動かない少女に尋ねた。 声による返答は期待していない。 何しろ口いっぱいに水を湛えているのだから、返答すること自体不可能だ。 ふるふる、小刻みに首を振り、口に溢れかかった水がさざ波をたてた。 

「違うのか。 もしかしてフィンガーボウルかな」

 少女の視線に安堵が過ぎった。 南原は、特に汚れているわけではないが、指先を少女の口に浸す。 

「ん……?」

 スー……急速に指先の温度が下がった。 南原が水だとばかり思っていた液体は、おそらくアルコール、それも純度が高いものだ。 なるほどフィンガーボウルの目的が指を洗い、消毒することにあるとすれば、液体として理に適っている。 ただ、アルコールをずっと口に保ちつつ、皿として振舞わなくてはならない少女としては、道理がどうという問題じゃない。 アルコールを口いっぱいに満たすこと、水とは比べ物にならない負担だ。 
 南原の隣では、教頭も食事を摂っている。 南原と違って単一色をした、シンプルな具材のサンドイッチだ。 教頭にもテーブル役の少女がついていた。 ただし、胸にコップを挟み、胸板にサンドイッチが並ぶだけで、マスタードもワサビも、もちろんフィンガーボウルもない。 おそらく南原の少女机は特注で、最上級のもてなしが出来るよう、特別な訓練を経てここにいるんだろう。

 応援席の生徒たちも食事の時間だ。 先ほど応援席から各クラス数名が離れていったので、弁当でも取りに行ったのかと思って眺めていると、異様にお腹を膨らませて戻ってくる。

「まったく……よくやるもんだ」

 南原はこの後の展開を予想して、溜息をついた。 おそらくは膨らんだお腹の中に昼食の『流動食』が詰まっていて、それを皆に分配する。 お腹をパンパンにした少女が流動食を排泄し、溢れてくるところをみんなして舐めるのか。 それとも1人ずつパンパン少女の肛門に口をつけ、順番に流動食を啜るのか。 或は生徒たちが地面に一列に並んで仰向けになって口を広げ、パンパン少女が順番に跨いで1人分ずつ口を目掛けて排泄するのか――。 そこのところは定かではないが、どれにしたって愉快な想像の対極にある。 

 手元のサンドイッチは、味も量もピッタリで、本当なら舌鼓を打つところだ。 それなのにフィンガーボウルを勤める少女といい、お腹を膨らませた生徒達といい、何とも食欲がそそらない光景のせいだdろうか。 南原がサンドイッチを口に運ぶ様子は、いかにもゆっくりで気が進まない人のソレだった。



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