投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

母子相姦のある風景
【母子相姦 官能小説】

母子相姦のある風景の最初へ 母子相姦のある風景 14 母子相姦のある風景 16 母子相姦のある風景の最後へ

市営グラウンド-3


 両親が離婚したのは僕が小学生の時だった。
父は地元企業に勤めていた職人気質の男だった。
酒と煙草が好きで厳しくはないけれど、無口で一緒にいると息が詰まりそうな人だった。
それに対して母は結婚まではOLをしてて、結婚後はごく普通の主婦だった。
 だから離婚する時に俺は父に引き取られる事になった。
離婚して母親と離れて暮らすようになり、それから一度も会えなかった。
当時、両親の話し合いがどういう内容だったのかは分からないけど、定期的に面会する機会は遂に一度も無かった。
父親がそういう人だから、母と会うとかどうしているのかとかそんな事は一切聞けなかった。
十数年前の事だけど、その間で一度も話題に上がった事は無い。
父にとって母の話はまるでタブーみたいだった。
携帯もまだ無かったし、母の新しい住所も僕は知らなかったから連絡の取りようも無かった。

 母親と再会したのはそれから数年後だった。
僕の高校の卒業が間近に迫ってた2月頃の事だ。
当時はネットが普及しだした頃で、学校や自治体が思いついたように公式ホームページを次々に設置してた。
今じゃ信じられないけどまだまだ個人情報という意識も薄くて、高校のホームページで今年の卒業生として僕の名前が公式HPに載ったらしい。
それを検索して知った母は高校に連絡してきたんだ。
彼女は僕がどの高校に進学したのかも知らなかったらしい。
 昼前だったと思うけれど、学内の放送で呼ばれて職員室に行ったのを覚えてる。
職員室の電話で数年ぶりに話す母の声は記憶の中と違ってた。
初めは本当に会話相手が母なのか疑うくらいだった。
その時にホームぺージで僕の名前を見つけたのだと聞いた。
そもそも母がインターネットをしている事にもびっくりしたけれど。

 実際に会ったのはそれから1週間後の事だった。
父には母から電話があった事も、会いに行くことももちろん黙って行った。
家から電車で30分近くかかる駅だった。
幼い頃は母に連れられてその町のデパートに行った事がある。
母はずっと俺に連絡したかったけれど、父の手前もあって出来なかったのだという。
 会ったのは駅前の小さな喫茶店だった。
数年ぶりに見た母の姿はほとんど変わってなかった。
ただ見た事のない服を着て髪も見慣れない明るい色に染めていてそれがちょっと不思議だった。
母の苗字が変わっている事を知ったのはその時だった。
それは母の旧姓でなく、もちろん父と僕の苗字でも無かった。
詳しく聞きたかったけれど、口ごもる母に対してその日はそれ以上聞けなかった。

 次に会った時も同じ喫茶店だった。
その日、僕に父親の違う妹がいる事を知った。
離婚してから母が出産し、既に小学3年生なのだと言う。
その話をした時、母の口はひどく重くて顔色は闇のように暗かった。
…………
……あの時、母さんはもう妊娠してたの?
やっと聞いた僕の言葉に母は苦しそうに頷いた。
それ以上、何も聞けなかった。
僕も聞きたくなかった。

 その次に会ったのは隣町の駅前だった。
僕がわざわざ離れた街まで来るのが大変だろうと言って。
そして母の運転する車の助手席に乗って、近隣の町を少しだけ走った。
その時、この市営グラウンドの近くも通った。
「春からここで働くんだよ」
 僕がそう言ったからだ。
その時、母は昔僕を探しに少年野球を見に来てたって話をした。
「いつもベンチだっただろ」
そう僕が言うと、母は少し困ったように曖昧な返事をした。
…………
……見に来たって大きくなった腹を揺すってかよ。
そう思ったけど、言わなかった。

 その次に会った時も母の運転でその辺を走った。
その途中で僕は初めて母を恨んでると言った。
父も嫌いだけど、全てをぶち壊したのは母だ。
そう言った。
 僕はガキだった。
父と母の間に何があったのか、何も知ろうともしないまま一方を悪者扱いした。
それ以上の理屈は頭では分かっても心が分かろうとしなかった。
いつか少年野球をやってた時みたいに。
母は何も言えなくなった。
何度も手のひらで目元を拭っていたが、運転席の方を僕は見ないようにした。
そんな打ちひしがれたような母を見ても、心は全く晴れなかった。
いつか会ったら責めてやろうと思ってたはずなのに。
言葉はそれ以上出てこなかった。

 その次に会ったのは母の家だった。
春から働き始めた僕にとって休みは平日が主になる。
 その日は月曜日だった。
それなりに大きく真新しい住宅を賃貸で使ってるんだという。
平日なので家に母の家族はいなかった。
新しい夫、新しい子供としてた母の暮らし。
今までと全く違う人生を送っている事を改めて感じた。
 その日、初めて僕は女とセックスをした。
相手は母だった。
僕の知らない家で。
僕の知らない部屋で。
僕の知らない男と僕の知らない妹と暮らしている母と。


母子相姦のある風景の最初へ 母子相姦のある風景 14 母子相姦のある風景 16 母子相姦のある風景の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前