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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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第2の犠牲者-8

感情的になっている金沢加奈子を宥めるような口調でマギーは言った。
「金沢加奈子さん、もし良かったら具体的にどんな事があったのか教えて貰ってもいいですか?」
加奈子は怒りの矛先を誤っていた事に気付きすこし落ち着く。
「す、すみません…、つい…。」
「いえ、いいんです。佐川明子、小淵愛子、2人についての情報を、何でもいいから集めたいのです。ご協力願いますか?」
加奈子は自らを落ち着かせる仕草を見せる。
「はい。」
「ありがとうございます。では先程あなたが感情的になった理由からお話願いますか?」
「はい。これは私だけじゃないと思います。あの2人は…佐川明子は自らの為、小淵愛子は秘書をしていた梶原博之の為、市役所内の支持を集める為に枕営業的な事をしていたんです。」
「枕営業??」
「はい。自分側に取り込む為には平気で男と寝る女達です。2人はどちらかが誰と寝たと聞けば奪い返す為に平気でその男を奪い返すかのように寝てたんです。彼女がいようと奥さんがいようと関係ない。自らの目的の為には周りの迷惑など全く考えないゲスな人達です。みんな被害を受けました。」
「あなたも…、ね?」
「はい…」
加奈子は悔しさを滲ませるかのように答えた。
「私は彼と婚約していたんです。式場まで決めてたのに…。あの2人は市長選が近づくとますますエスカレートして行きました。特に佐川明子の方は自分が市長になったら重要なポストにつけるよう口利きしてやると甘い言葉を使って。私だけじゃありません。市役所に働く男性所員達はみんなどちらかと寝てますから。本当に汚れてます、この城南市役所は!」
「その婚約者とは?」
「別れました。私の婚約者は最終的に小淵愛子の方に回り、ご存知の通り市長に敗れました。佐川明子は自分につかなかった彼を市長になるとすぐ格下げ人事を告げ上司に仕事を与えないよう指示したみたいです。居ずらくなった彼は辞めてしまいました。今こうして普通に働いていられる男性らはみんな佐川明子についた男です。小淵愛子側についた男性所員は殆ど辞めました。私はこの市役所で働く男性は汚らわしい人達だと思ってます。女性所員はみんな軽蔑してます。みんな佐川明子にいいポストを用意してもらえるものだと信じてましたから、今回佐川明子がこんな事になりがっかりしている事でしょうね。だから色んな意味でザマーミロなんです。」
「なるほどね…。」
少しずつ佐川明子らの裏の顔が見えて来た。


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