第三話:伝説のスーパーオークの脅威-4
「イヤァァ!ら、乱暴にしないでぇぇ!」
私の目からは涙が零れますが、こうなってはもうどうにも出来ません。せめて、痛みが無いように、早く終わって欲しいとしか思えませんでした。でも少しすると、さっきのようにちょっと気持ち良くなっちゃって、私は時折甘い声を出してしまいました。
「ウゥゥン、ハァ、ハァ・・・ンッ、ン」
「グフフ、感じて来たか?」
「ち、違う・・・わ。犯されてるのに、感じて何か・・・アッ」
私の心の中で、再び何かが湧き上がって来るような気がしました。このまま犯されたら、私、変になっちゃうんじゃないかって思えてきました。そんな私の複雑な心を知ってか知らずか、オークは鼻息荒く腰を振り続け、私のアソコは、何かオークのオチンチンに塗られたかのように、滑りを帯びていました。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・ンッ、ンンン・・・アァァ」
私は、犯されて居るというのに、快感を得て居る事を、自分でも認めるしかありませんでした。私は、無意識の内にアソコを締め付けたようで、オークは満足そうに呻き、
「グゥゥゥ、母親も良かったが、お前も良いぞ・・・決めた!お前ら母娘、一生俺の性奴隷にしてやる!!嬉しいだろう?グフフフ」
オークはそう言うと、再び激しく腰を振り出しました。でも、もう私に痛みはありません。むしろ、激しい快感が私の心を支配していくようでした・・・
「アッ、アッ、アッ、アァァン・・・もう、もう変になっちゃうよぉぉぉ」
「グフフ、なれ!なれ!俺の女になれぇぇぇ!!グゥゥゥオォォォォ!!!」
オークが絶叫し、私の子宮目掛け勢いよく射精された瞬間、私は絶頂に達しました・・・
「イィィィィ!イクゥゥゥゥゥ!!」
私は頭の中が真っ白になり、そのまま倒れ込みました・・・
私の耳に、オークの声が微かに聞こえて来たの・・・
「こ、こいつは!?グフフフ、さすがはサキュバスの娘・・・さぁて、もう一度この母娘の中に射精すれば、こいつらはもう俺の虜になるのは間違いない・・・グゥオゥゥッゥ!」
オークの声が聞こえ、私はもう諦めの境地に達しました。毎日気持ち良くなるなら、それも良いかと・・・
「千聖ぉぉぉ!気をしっかり持ってぇぇ!!」
(エッ!?ママ?)
ママは、まるで私の心を読んだかのように、私を叱咤してくれました。ママの声が聞こえた瞬間、私の身体は、まるで宙に浮いたかのように軽くなりました・・・
私がハッと我に返ると、どうやらママが、家に連れ帰ってくれたようでした。何となく身体に違和感がありましたが、オークに処女を奪われて犯されたからだろうと思いました。ママは、キャリィを介抱すると、私に何かの飲み薬を渡しました。
「千聖、急いでそれを飲んで!それは、サキュバスに伝わる避妊薬よ・・・もっとも、スーパーオークの精子に効果があるのか未知数だけど・・・」
「エッ!?人間の私が飲んでも効果があるの?」
私の疑問に、ママは慌てて私から視線を逸らしました。
「そ、それは・・・良いから、飲みなさい」
ママは、奥歯にものが挟まったかのように、何か言い出しにくそうでしたが、私は藁にも縋る思いで、慌ててママから貰った避妊薬を飲み干しました。だって、冷静になれば、あんな化け物の赤ちゃん何か欲しく無いもの・・・
ママは私の腰を押し、二人で浴室に入りました。私達のアソコからは、オークが吐き出した精液が、いまだにドロリと垂れてきました。
「ハァ・・・私の初めての相手が、オークだ何て・・・」
そう思いながら、何気に鏡を見た私は、思わず驚きました。だって鏡の中には、ママともう一人のサキュバスが映って居たんですよ・・・
「エッ!?エッ?私?ど、どうしてサキュバスの姿に?」
私は困惑しながら、ポロポロ涙が零れだしました。意識すると、背中の羽やお尻に付いた黒い尻尾まで動き、私は自分がサキュバスになってしまった事を実感しました。
「ママァァ!わ、私、私ぃぃぃ・・・」
私の目からは、止め処なく涙が溢れ出て来ました。ママも泣きながら、私を強く抱きしめると、
「千聖・・・守って上げられなくて・・・ゴメンね」
「ママァァァ!」
家に逃げ帰った私達母娘は、お風呂場の中で抱き合いながら泣き続けました・・・